汗ばむ額をぬぐいながら打ち合わせをしていた。SNS絡みの。
クライアント先の多くは「お客さんがやっているのだからウチもやる」的なノリもあって、コミュニケーションを取ろうとするツールとして根付いた感がする次第である。
SNSといえば、先日見かけた調査がある。
「10代~20代は電話やメールよりもLINEで連絡。気になるメディアは755」
●調査内容:ソーシャルメディアでのコミュニケーション事情
●調査期間:2015年1月17日から1月20日
●対象:15歳~29歳の男女500名
●トレンド総研
ザックリ的な結果は大きく4つ。
①友人とのコミュニケーションツールは「LINE」、「Twitter」、「Facebook」などのソーシャルメディアがメール・電話を上回る結果に
②新しいコミュニケーションツールを取り入れたことで、約8割が「コミュニケーションの仕方に変化があった」ことを実感
③ソーシャルメディア投稿の際は、「自分がどう見られているか」に加えて、約5人に1人が「できるだけおもしろい投稿」を意識
④今後利用したいソーシャルメディアは、1位「755」(33%)、2位「Instagram」(27%)、3位「ツイキャス」(25%)と新ツールに積極的
ふむ。ここで思うひとつは、人間関係のあり方的にも変化が起きているのでは。ということ。
その人について知る量が増えるにつれ、より強い関係になったり。大して親しくない人でも不思議と親近感が湧いたりと。
いや、面識がない人であっても、そう感じる場合もあるかもしれない。(いずれも相手によるだろうけれど)
興味があるなしに関わらず、その人を起点とする情報がじゃんじゃん流れてくる構造は、人間関係の新潮流になり得ているのだろうと思う次第。
そうそう。SNSつながりで、もうひとつ。
「明学生が考えたSNSのための5つの合言葉」を見かけた。
「SNSの利用法、なにかまちがっていませんか?」という5か条を明学生が考えられたそうだ。
①みんな見てる、オレ(ワタシ)のプライベート!?
友だちは、フリー素材じゃありません。
②みんな!オレ(ワタシ)の勇姿を見てくれ!
その個性の出し方、間違ってませんか?
③デマの中継所にならないでっ!
④起きて「既読」、お昼「なう」、
寝る前「いいね」、それが私の日常
昨日、SNSで何を見たか、思い出せますか?
⑤ちょっと見るだけだから大丈夫!
歩きスマホは、歩く武器。
そして、最後はこう締められている。
一人ひとりのおもいやりがあなたとSNSを変えていく。
これを読んだあなたからSNSとの付き合い方を考えていこう!
いいね。明学生。
いまやアクティブユーザーは約6,023万人(2014年末|出所:ICT総研)もいるわけで、消費行動的にも新潮流であると言えるだろう。その人間関係が起点になっていたりなどと。
ひきつづき、ゆるやかに傍観することにしよう。
ではでは。ステキな日曜日を。