本質的な課題、問題、原因を見つけるためには?それはコツがあります。 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪

ミーティングが終わりホテルに到着です。




「シャワーを浴びてブログを書こう」



さてさて、来期の施策やスケジュールなどがテーマだったのですが、その中心は「本質的な課題、問題、原因」。


各部署の責任者の方々が集合された場でしたので、激しい議論が展開されるほどアツいものでした。


もちろん、険悪なムードという意味ではありません。
役割は違えど同じ最終目標や目的に向かわれていますからね。



さて、「本質的」とは何か?

といえば「それを解消、解決したらウマくいく」。
そういうことです。


たとえば、「営業不振」という課題であり問題。


この原因は、来店数、アポイント件数、顧客訪問回数が少ないからとした場合。

それらの数字を高めてもウマくいかないのであれば、本質的ではありません。


あるいは、残業時間の長さ、会議の多さ、人員不足にある。
そうした場合も同じ。

それらを解消してもウマくいかないのであれば、これもまた本質的ではありません。



つまり、どんな取り組みであっても「本質」にフォーカスされていない限り、なかなか期待する効果は望めないワケです。


それどころか、「そうじゃないだろ」、「的外れだ」。
と建設的な意識を持つ人のモチベーションを下げてしまう。
その原因にも繋がってしまいます。



本質とは想像以上にシンプルなところにある場合が多いものです。


たとえばですが、商品やサービスの価値がお客さまに正しく伝わっていない。

お客さまにとって分かりにくい。


あるいは、お客さまの中での存在感やお客さまとの関係性など。
つまり、根本であり土台となるところです。



「取り組み」というと、何かテクニカルさを求めたくもなりますが「なにを解決、解消したらウマくいきそうか?」
そうシンプルに考えてみてください。


せっかく、エネルギーや労力、時間や費用などの資源をたくさん使うワケですからね。