差別化とは、お客さまにとってどうでもいいハナシが多いもの。そのシナリオが機能する確率は? | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪


日中の日差しはスッカリ春らしいですが
日が暮れたあとは、まだまだ肌寒いですね。


週末、土曜日の夜、いかがお過ごしですか。




        「夜のミント神戸前」



さてさて、来期の営業シナリオについて
クライアントと最終の確認的なミーティングをしてました。


その中で「脱 差別化!」。
これが話題の中心に。



というのは・・・

「差別化」とは、他社や他者との差。
そういう意味合いです。


つまり、この世界には「お客さまは存在していない」ワケです。



たとえば、他社がああいうやり方をしているから
ウチもこうしよう。


他社がまだやっていないから、ウチはコレをしよう。
・・・という具合に。



では、お客さまが存在していないシナリオがウマく機能するのか?


それはムリがあります。

ひとことで言えば、自己都合のシナリオですからね。


単純に考えても、お客さまを向いていないのに
お客さまが振り向いてくれるはずがありません。



他社との差別とは、お客さまにとってどうでもいいハナシが多いものです。


お客さまの関心事とは、
「自分にとって、どんな良いことがあるか?」
そういうことですから。



つまり「ウチはお客さまに何ができるんだろう?」
「どんな良いことを届けられるんだろう?」
と考えることが本質的です。


そういうワケで「脱 差別化!」。
それを中心に最終チェックをしていた次第です。



そういえば、ちょっとした試みがあります。
それは「差別化」というコトバを社内で一切使わない。

ということ。


意識、意識と言われがちですが、
ふだん使うコトバも大切なんですよ。



ではでは、ステキな土曜日の夜を。