指示や言うことを聞かない相手が悪い?一概には言えません。 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪


今日も冷えましたねぇ。
明日はさらに冷え込み大雪だそうです。

いつもより温かくしてお出かけくださいね。



さてさて・・・
お茶をしながら打ち合わせをしてたのですが、
興味深い会話が耳に。


ボクたちの会話ではなく、隣の席からの会話です。

もちろん、聞き耳を立ててたワケじゃありませんよ。



周りのみなさんもイラっとしたような感じで
チラチラ視線を送るほどの大音量でしたのでね。


(のちのち、「他のお客さまもいらっしゃるので。」
 と、店員さんから注意を受けてましたが。)





「他の人の会話に支障が出るほどの大音量はいけません」



さて、この声の主は3人のサラリーマンの方たち。


なにを話されていたか?というと・・・

よくあるハナシ。


「アイツはなんで言うことを聞かないんだ!?」
「アイツのためを思って言ってるのに!」という不満です。



さらには・・・
「ココまで頭を悩ませているこの苦労をアイツは知らない。
 それがまた腹立つ」・・・と。


最後は・・・
「まぁもういいや。
 こんな話をしてたらオレたちの気分も悪くなる。」と。



よっぽど気に入らないんでしょうねぇ。
「アイツ」が。


なので、どんどんヒートアップしてくるワケです。
周りの人たちはお構いなしに。



でも、「他のお客さまのご迷惑になりますので。」
と言われた後もボリュームは落ちなかった。


ということは、店員さんもまた・・・
「この人たちは、なんで言うことを聞かないんだ!?」
内心はそうだったことでしょう(笑)



まぁその辺はいいとして・・・
この3人の方たちが言う「アイツ」とは
どうやら部下であり後輩のようなんです。


(たぶんですが、複数人の「アイツ」がいる模様。)



そして・・・
「まとも」な指導されているワケですが

「アイツ」は聞いちゃいない。


なにも響かず、右から左へと流れていく。

そんな感じです。



さて、ボクは「アイツ」のことは知りませんが、
言うことを聞かない部下や後輩が悪いのでしょうか?


一概には言えませんよね。


なぜなら、その上司や先輩がそう言えるだけのモノがあるのか?
それも関係あるからです。


つまり、「この人の言うことは聞こう」
と思ってもらえていないことに問題がある。



そう考えてみると、
上司や先輩自身が、まずは言えるだけのことをやる。
大切なことですよね。


「まとも」なことや「模範解答的」なセリフなんて、
いくらでも言えるワケですから。



相手に「ああしろ、こうしろ」と指示するのはカンタンなこと。
また「ああだ、こうだ」とする評論も然りです。


ただ「そう言えるものが自分にあるのか?」
まずは自身で見つめないと。



「人のふり見てわがふり直せ」。
ボク自身にも照らし合わせながら
また反省もしながら、そんなことを考えていました。



今日の会話を耳にしてふと思ったのですが、
感じるストレスの大部分は、じつは自らが生み出している。

そう言えるのかもしれません。