ソーシャルメディアをビジネスに使うか?使わないか?それは自由だけど・・・ | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪

昨日に続き、ソーシャルメディアについて書きます。



「インターネット白書2012」によると
国内のソーシャルメディア人口は5,060万人。


インターネットユーザーの52.0%、
2人に1人が利用している状況です。



こういう環境になってくると・・・
ビジネスシーンでのコミュニケーションの取り方も
劇的に変わるのは必然です。




 「何かしらのソーシャルメディアを使っている」



たとえば・・・
こんなケースだったら、どうでしょう。



「A社の営業・販売部門にいるAさん」
ソーシャルにあまり興味がなく、利用もしていない。
なので、お客さまのソーシャルを見ることもしない。



「B社の営業・販売部門にいるBさん」
お客さまに役立ちそうな情報をソーシャルで発信している。
そして、お客さまのソーシャルにも顔を出し、交流もしている。


※Aさん、Bさんは同じくらい優秀な人。



つづいて・・・


「AさんとBさんの共通のお客さま、Cさん」
ソーシャルが日常。(ブログ・Twitter・Facebookを利用)


今日あったこと、感動したこと、嬉しかったこと、
どこどこに行ってきたことなど。
それらを随時発信している。



さて、お客さまである「Cさん」の目線で
「Aさん」と「Bさん」を見ていきます。



まず「Aさん」からの投げかけは、
「最近、どうですか?」のような世間話から始まります。


なので「Cさん」の心の中は、こうなっています。


「もぉ~、面倒くさいなぁ。
 少しでもソーシャルを見てから来ればイイのに。
 というか、きっとワタシに興味がないんだろうな。」



いっぽう「Bさん」からの投げかけは、こう始まります。


「この間のアレ、とってもステキでしたね。
 お店を教えていただいた次の日に行ってきましたよ!」


「Bさんの考え方はホントに温かいですよね。
 見ていてホッとします。」


・・・という風に。



なので「Cさん」の心の中は、こうなっています。


「見てくれていて嬉しいなぁ。
 分かってくれているから、会話もラクチン。」



単純な比較ですが、
「Aさん」と「Bさん」どちらが選ばれそうか?
答えは言うまでもありませんよね。


もし「Aさん」の方が「Cさん」と顔を合わす機会が多くても
おそらく答えは変わらないでしょう。


(もちろん、BtoBの関係でも同じことです。)



ソーシャルをビジネスとして使うか?使わないか?
ソーシャルがスキか?キライか?
それは会社や個人の自由です。


ただ、いっぽうでは・・・
ソーシャルを楽しまれているお客さまは
たくさんいらっしゃる。



つまり・・・
ソーシャルなんて興味ない。知~らない。

というワケにはいかない、ということです。


コミュニケーションの取り方が

劇的に変わっているのですからね。