こんばんは♪
最近読んでいた本、
「アップル驚異のエクスペリエンス/カーマイン・ガロ (著)」
を読み終えました。
さてさて・・・
「スティーブ・ジョブズさん」のスバラシサや功績は
ボクがご紹介するまでもなく、だれもがご存知の通りです。
が、その中でも「再発明」について、
あらためて感じるトコロがありました。
というのは・・・
ジョブズさんは「すでにあるモノ」を組み合わせて、
「新しい価値」を創り出す天才。と言われているんですね。
(この本では「再発明」と訳されています)
それによって・・・
MacやiPod、iPhoneなどの製品やダウンロード販売システムなどに、
イノベーション(新しい価値を生み出すこと)を
起こしてきたワケですけど、「アップルストア」も然りなのです。
では「アップルストアは何を参考にしたのか?」というと・・・
有名な高級ホテル「フォーシーズンズホテル」です。
つまり・・・
「上質なサービスを提供する高級ホテル」と「小売店」
この組み合わせによって、アップルストアは誕生したのです。
ちなみに・・・
「アップルストアなんて、ウマくいくワケない!」
という前評判を覆し・・・
いまでは、ニューヨークのティファニーを抜いて
「売り場面積当たりの売上は世界一」です。
では、「なぜ、こんなことができたのか?」と考えれば・・・
「業界や会社を本当に再活性化したければ、
業界外に人材を求めなくてはならない」
というジョブスさんの思想があってこそでしょう。
当たり前のハナシですが
他業界ある「すでにあるモノ」を組み合わせるためには
「業界外」の人がいなければ、なかなかですからね。
そう考えてみると・・・
「すでにあるモノ」との組み合わせは、イロイロな視点を持ってイイと思う。
たとえば・・・
「自分の趣味+販促物」
「自分が好きなこと、得意なこと+販促物」
あるいは・・・
「最近、自分がハマっていること+販促物」
または・・・
「自分の好きなお店+自分のお店」
・・・などなど、
「身近な存在」であり「自分とは違う業界」と
「自分の仕事」を組み合わせてみる。
または「自分の身近な人のソレ」と「自分」の組み合わせでもイイ。
これだけでも「再発明」は十分にできるし、
「イノベーション」を起こすこともできますからね。
そう思うと・・・
「ウチの会社や上司がこうなってくれたらなぁ~。」
と、嘆かなくても、自分ひとりで「できる」ことはたくさんあります。
そして、あなたも「組み合わせの天才」かもしれません。
それが「会社を動かす新しい原動力」になるかもしれません。
そう思うと、経営者じゃなくても誰でも・・・ね!