「オレはオレだぜ!」と主張するグレたモノが、優等生へと変身する!? | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは♪

今日は「勝鬨(かちどき)橋が完成した日」なんですね。(1940年)


隅田川にかかるこの勝鬨橋は、
ボクが生まれ育った深川のスグそばにあります。


小さなころ、この橋を歩いて渡る度に
「大きな船が通るときには、ココが上に開いたんだよ。」
と、教えられたものでした。



コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
     「真ん中の部分がパカっと開く、珍しい可動式の橋」



さてさて・・・
昨日の香川でのミーティングの続きですけど・・・


みなさん、とんがっていて個性派ぞろいだから
まぁ、アイデアや発想もグレまくってます(笑)


それゆえ、本社の人と話をしていると・・・
眉間にシワを寄せて「またか・・・」、「あそこは・・・」

みたいなリアクションをされる。


それだけ存在感バツグンの人たちでもあります(笑)



ただ・・・
そういう反応を示されつつも・・・

良い意味で「ムシ」してくれる。「見てみないフリ」をしてくれてます(笑)


たぶん・・・
一本の太い筋がピン!っと通っていることを
認められているでしょうね。


そしてまた・・・


「なにやってんだか・・・」
「理解に苦しむ・・・」


と、口にはされつつも・・・
「つい期待してしまう何か!」があるのでしょう♪



さて、コチラのクライアントさんに限らず・・・

本社から遠く離れれば離れるほど
不思議と「とんがっている人」に出会います。


(ボクの知る限りでは、そういう傾向が強い印象です。)



あっ、ココでいう「とんがっている」とは・・・


「ガムシャラに王道を行く」
「自分たちらしさや信念を貫き通す!」


という意味合いですけどね。



とうぜん、信念を持って王道を行っているワケだから・・・


その味は「これでもかぁ!」というぐらいに濃く
独特なエッセンスが強く効いたモノばかり。


つまり・・・


「その会社の個性が強く濃く表れている

 アイデアであり発想が生み出される場」


でもあります。



ただ、ココからが問題なことも。


あまりにも、とんがって個性が強いので・・・


「ちょっと中和して薄めた方がイイんじゃない?」
「それじゃ、目立ちすぎだよ!」


という恐れにも似たような声が聞こえてくるときがあります。


「どこから?」といえば・・・
本社内からです。



その結果・・・
アレコレと手を加え・・・


「オレはオレだぜ!」と主張するグレたモノが、
だれもが認める「優等生」へと変身してしまう。



そう・・・。


「あまり見かけない珍しいモノ」が
「どこでも見かける、ありふれたモノ」になっちゃう。


つまり・・・
「自分たちらしさ」を自らの手によって消してしまうんです。



じつに・・・モッタイナイでしょ。。。


「らしさ」という「成長の芽」を
自ら摘んでしまうなんて。。。



だからね・・・
思うんですよ。


とんがってグレたモノを見かけたら・・・


「良い意味で、ムシして干渉しない。」

「良い意味で、見てみないフリをする。」


または・・・

「そのまま」活かしていく。


これに限る!ってね。


そうすれば・・・
「成長の芽は、いつか花を咲かせ、実りを与えてくれる。」
と、思うのです♪