コンピタンシーは、どこまで機能する!? | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんにちは♪

今日はちょっとあたたかい気がしますね♪


ボクはコーヒーを飲みながら、一服しながら、

会社で仕事してます♪




コンサルタント佐藤琢也のオフィシャルブログ
          「眠気覚ましのコーヒー(笑)」




ふぅ~と、一息つきながら
ヤフーニュースに目を通していると・・・


「体罰で処分された教職員、年400人…文科省」

との記事が。



内容を見ていると・・・


文部科学省は、2006年度に体罰について

「いかなる場合も行ってはならない」。
と、禁止を打ち出しているんですね。


そして・・・

それを破った教職員が、年400人ぐらいで推移しているんですって。
(小中高校と特別支援学校が対象)



ボクの時代は・・・
先生にゲンコツで頭をボコっとされたり、
平手で顔をパシっとされたり・・・
廊下に立たされたり・・・。


と、そんなことが日常だったけど、
いまの教育事情は大きく変わっているんですよね。



さてさて・・・
ビジネスで「教育」といえば、社員教育がありますよね。


そこでよく見かける方法のひとつに
「コンピタンシー」があります。


ひとことでいえば・・・
「社内で優秀な成績を出している社員さんの行動」のこと。
(社外の人をモデルとする場合もあります。)



たとえば・・・

この優秀な社員さんは・・・


お客さまと会うとき・・・
どんな質問をするか?を必ず考えている。


であったり・・・


どんな仕事の習慣があるか?

・・・などなど。


「なんで優秀な成績を出せているのか?」を分析して・・・

コレを「マニュアル」や「接客時の質問リスト」などにすれば、

みんな「優秀な社員さん」と同じ行動ができるようになる!


そうすれば・・・
みんなが優秀な成績を挙げられるようになる!


ザックリだけど、そういう考え方です。



たしかに・・・
手っ取り早い、理にかなっている
やり方のような気がしますよね。


なんてったって!
「優秀な人がモデル」ですからね。



ただ・・・
「これがウマく機能している!」


という組織を・・・
ボクはまだ見たことがないんです。
(あくまでも、ボクの経験だけですけどね。)



社員さんに配布されているチェックリスト的な資料、
DVDなどの資料を拝見すると・・・


それぞれの人の持ち味や得意なこと、それに個性。
居心地の良い、その人なりのやり方。


そういうモノを逆に弱めてしまっているんじゃない。。。。
なんかもったいナイなぁ。。。。
と、感じます。



また・・・
そこにモチベーションは生まれるのかな?


誰かと同じことをヤレ!と言われてて楽しいのかな?

と、思ったりするんですよね。



とは言っても・・・
このやり方自体を完全に否定する気はないんですよ。


「底上げをはかりたい!」
という気持ちは分かりますからね。



ただ大前提として・・・
人はそれぞれ違うんですよね。


だから・・・
一律ではなく・・・


その人の意思や目指したいことなどを

もっと取り入れて、もっと手を加えて、

その人と一緒にオリジナルなモノを作った方がイイ!


そして・・・


本質的なこと、大切になるキーポイントと

その優秀な人の行動がどうリンクしてるか?

そういう背景を分かりやすく教えてあげる。


ボクは、そういう形の方がイイんじゃないか。

・・・と思う。



野球をする人がみんな・・・
イチロー選手と同じことはできません。


サッカーをする人がみんな・・・
香川選手や長友選手と同じことはできません。


・・・からね♪



せっかく手間と時間をかけて作るなら・・・


その人が肌身離さず持っていたい!

と思うようなモノをつくりたいですね!



さてさて・・・眠気もさめてきたし、気合を入れよっと(笑)