おはようございます♪
どんな朝をお迎えですか?
ボクは、朝の空気が、ひと味もふた味も違った
緊張感のある静けさの中で目覚めました。
それがまた、なにか心地の良い感じです♪
ここ高野山は、
弘法大師 空海が、平安時代の弘仁10年(819年)頃、
真言密教の修行の場として開いた場所。
海抜1,000メートルの山の上に
これだけ大きな宗教都市があるなんて・・・
世界的にもマレなんですって。
それゆえ、現実から離れた、
異次元空間のような雰囲気を感じます。
そういうものが、聖山と言われる由縁であり、
約1,200年も続く歴史の重みなのでしょうね。
ボクの実家が真言宗ということもあり、
なにかご縁のようなものも感じています。
朝食をいただきます♪
6:00から始まった朝のお勤めの最後に
こんなお話があったんですね。
「因果応報」と「どう生きるか」。
ボクって・・・
当たり前のことが、分かっていたつもりで
ぜんぜん分かってなかったんだなぁ。
と、思い知らされた気がしました。
そのときどき、ボクの前に現れる現象は、どれもみな、
これまでボク自身が、どういう心を持って、
どう毎日を積み重ねてきたか?
その結果。
つまり・・・
どう生きてきたか。
って、ことなんですよね。
宿坊で心を穏やかにして・・・
心を素直にしてみて・・・
どう生きるべきか?という真理を学んだ時間、
自利、利他の本当の意味を学んだ時間、
本当にありがたい時間でした。
========================================
それ釈教は浩汗にして際なく涯なし。
一言にしてこれを蔽えばただ二利に在り。
「御請来目録」より
========================================
自分が幸せになりたければ、
まず他人を幸せにしなければ、それはあり得ない。
また、安らいだ心を手に入れたければ、それも同じ。
なんにしても、
そういう生き方をしていかないといけませんね。
「どう生きるか?」
これが今日からのボクの人生のテーマです。
また定期的に宿坊にお世話になり、修行を続けていこうっと♪
思ってた以上に良いところですよ、宿坊って♪