EU(欧州連合)のノーベル平和賞受賞が決まりましたね。
授賞理由は・・・
「欧州大陸の平和的結束という歴史的役割を果たした」
としてね。
たしかに・・・
地続きの欧州各国の領有権、領土問題などを
押さえてきたワケですから、
その功績は大きいし、アジアでも参考にすべきことだと思います。
EUの歴史をひも解けば・・・
フランスとドイツが、
アルザス・ロレーヌ地方の「石炭と鉄鉱石」という資源をもとに
領有権の争いを続け・・・
「このままじゃ、何も解決しないんじゃないの?」
「互いの利益のために!
平和的に共同管理・利用しましょう!」
と、「欧州石炭鉄鋼共同体」(ECSC)を作ったワケです。
そして、これがEUの母体となり、
統合へ向けスタートしたんですよね。
つまり・・・
争い続けても双方の国にとって利益は出ない・・・。
と、知ったワケですよね。
そう思うと・・・
橋下徹さんの提案、
「竹島の日韓共同管理」は、良いアイデアだと思う。
いくら国際的な舞台で主張し合ったって・・・
我が国の領土になにをするか!
と、相手を威嚇、牽制したところで・・・
解決までは、たどり着けないんじゃないかな。
と、思いますからね。
「日本と中国」、「日本と韓国」
という限られた構図ではなく・・・
ASEAN(東南アジア諸国連合)を含めて・・・
アジアも平和的結束が互いの利益になる!
という、新しい視点をそろそろ持つべきなのでは。
と、感じます。