サクラも満開♪
入社式も終わり、年度も変わり、
気分も一新して仕事に取り組もう!
そんなシーズンですね♪
そんないまのシーズン、
夢を持とう!チャンレンジしよう!
笑顔♪仕事を楽しもう♪
こういうキーワードが入った
会社のスローガンや目標をけっこう見かけます。
ポスターとか、幕とかに書いてありますよね。
だけど・・・
社内は、そういう雰囲気ではない。。。
むしろ慎重な感じ。。。
これは、個人の間でも普通にあること。
たとえば・・・
上司が部下に対して、
「こういうことは事前に相談しろ!」
と、怒る。
そう言われた部下は、
次は怒られないように用心しますよね。
今度は、一応事前に相談しておこう!
と思って、上司のところへ行くと・・・
「そんなこともお前は自分で判断できないのか!」
と、これまた怒られる。
こうなると、なにをしても怒られそうな気がする。
だから、上司の顔色を伺いながら、
ビクビクして慎重になってしまう。
まぁ、上司の側としては
ある意味、管理がしやすいでしょうけど。
こういう・・・
矛盾する2つのメッセージを受けると、
どうしていいのか分からなくなってしまうことを
グレゴリー・ベイトソンは
ダブルバインド(二重拘束)と名付けました。
「これをすると、お前を罰する」
「これをしないと、お前を罰する」
という感じです。
でも、これはとぉ~ってもコワいことなんですよ。
いくら会社がスローガンを掲げて・・・
チャレンジしよう!
仕事を楽しもう!
変化しよう!
というメッセージを発信したところで・・・
仕事は真剣勝負!楽しむなんて甘ったれんな!
そのやり方は、ウチの業界らしくない!
それでは、常識から外れているんじゃないか!
なぁんて、現場でそういう行動を否定されてしまったら・・・
抜け出すことが困難な
ダブルバインドにハマりやすくなります。
なにかアイデアを思いついたとしても、行動しない。
アイデアを考えようとする思考回路さえ止めてしまう。
ダブルバインドとは、そういうコワいものです。
個性や積極性、変化を消してしまいますからね。
仕事以外でも、家庭や教育、人間関係、
日常にありふれているダブルバンド。
だからこそ!
メッセージを発信する側は、気を付けないといけませんね♪