仕事に「やりがい」を求めることは、当たり前の感情! | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

悲しいニースが出ていました。


内閣府と警察庁が公表した、
2011年の自殺統計(確定値)。


その数は、3万651人。


残念ながら・・・
98年から14年連続で3万人を超えてしまいました。


年齢別では、30代が44%増、
職業別では「勤め人」が40%増加していました。


まだまだ、これからなのにとても残念です。。。


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このニュースを見たとき、
ふと、思い出したことがあります。


それは・・・


昨年の5月24日、

経済協力開発機構(OECD・加盟34ヵ国)が発表した、


各国の国民の【幸福度】がわかる、「より良い暮らし指標」。


これは、「心の豊かさ」を
数字として見れるようにしたモノなんですね。


注目の日本の順位は・・・


残念ながら・・・、19位/34ヵ国。


日本の詳細を見ると

「家計や雇用、高等教育、健康など」
多くの指標で平均を上回る位置につけたものの・・・


「生活への満足度が低く、
 経済的には豊かな暮らしの中にも
 不満を抱えながら生活している」。


働くことによって
経済的には豊かな暮らしを
手に入れているハズなんですが、


でも・・・

心は豊かではない。満たされていない。



ボクはこのとき、


「仕事に豊かさを感じられていなのかな。」


と、解釈した記憶があります。

(すべてが当てはまるワケではないと思いますけどね。)


当たり前のことですが、
人は働く限り、「絶対にやりがいを求める」と思うんです。



たとえば・・・


お客さまが、喜んでくれたとき、


お客さまが、ありがとう!って言ってくれたとき、


お客さまと心が通じ合えたとき、


お客さまに想いが届いたとき、


心の底から、言いようのない嬉しさがこみ上げ、
自然と温かな笑顔になったり、嬉し涙がこぼれたりする。



お客さまを想い、
時間を忘れるぐらい一生懸命やった仕事を
お客さまが受け入れてくれたとき、


「よっしゃあ~!」


と、嬉しさのあまり、ガッツポーズが出たりする!


そういうことのために仕事をするし
そんなところに働く幸せがあったりする。


だからこそ、仕事に「やりがい」を求めることは、
ごく当たり前の「感情」だと思うんです。


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ボクたちは、厳しくツライ働く時代を経験しました。


バブル崩壊の混乱とリストラ。


日雇い派遣問題。


長時間労働とモラルの低下。


働く人のうつが社会問題。


新入社員の3割が、
3年以内に会社を辞めてしまう働く環境。


・・・などなど。



働くことに希望が持てない経験をしたからこそ


「このままでは、ダメなんじゃない?」


と、日本人の意識は、
大きく変化を遂げていると思います。


「お金のためだけに働くのでは幸せになれない。」

と、気づいた人が増え、


「自分らしく、やりがいを感じられる仕事をしたい。」
「心が満たされる仕事をしたい。」

という人が増え、


世の中が変わってきているのだと感じています。


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人が無意識に仕事へ求める欲求は、「やりがい」。


やりがいとは・・・


いきいきと生きること、
いきがいのある人生を送ること。


つまり・・・

幸せな人生へと導いてくれる大切な要素です。



そう考えると、


「自分の仕事のやりがいは、コレだ!」

なんていうテーマで、会議をしたっていいと思う。


「おぉ~っ、ソレもありだな!」

と、みんなで褒め合ってもいいと思う。



まだ心の中に隠れているかもしれない
「仕事のやりがい」を見つけ出す人が、もっともっと増えるといいな♪

と、心から思います。