ウルトラマンデッカー 12話&13話 | マシュレポ(@ω@)y-゚゚゚

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ウルトラマンデッカー 周回遅れての

12話&13話分けての感想m(_ _)mです。




まず12話の題名「ネオメガスの逆襲」から解る通り

メイン怪獣は前々10話登場ネオメガスの残骸にスフィアが憑依再生し誕生スフィアネオメガス


元がデザインや誕生経緯等、共通してる

本家ダイナのネオザルスがベースながらアチラは憑依される事はなかったので、初スフィア合成怪獣であり、一話スフィアザウルス以来の完全新規ともいえるやも(もし本家そのまま合成したらややこしいネーミングに)。


冒頭でも10話の回想シーンが導入された通り

元は歪んだ平和思想により生み出された人造兵器である背景が改めて語られましたが、敵側に利用される皮肉さは本家ダイナを髣髴させる展開で


前回登場した時点でかなり強敵として描かれ今回スフィア合成された分、デッカーを敗北に追いやったり、テラフェイザーをダウンさせたりと単体では倒せない程に強化※されてる


※腕を鎌状に変形させる描写はゴジラで言うガイガンを髣髴させる


スフィア側にとっても当たりだったのを示す通り、メガロゾーア時よりスフィア側が積極的に加勢する等、これまでの静観ぶりが嘘の様な勢いですが、スフィアソルジャーのソフビが発売された販促タイミングがあるやもな



そんな感想を一言で延べますと、前回のテラフェイザー投入以降、演出的にかなり気合を入れた回となっていた印象で前述のスフィア侵攻に対し


ガッツセレクトのモブ隊員含めた全勢力で迎え撃つという後半の見せ場は、正直な所ゲームの「地球防衛軍」シリーズをモロに連想しちゃいましたが(^_^;)


これまで主要キャラ以外で大勢のエキストラとしての隊員を今になって描けるのは先週よりリアルスフィアが収まってきてる時期的な意味での撮影環境に余裕が出来たからともいえますが


地球を防衛する位なんだから、コレ程の戦力は必要っしょ?そして敵側も普段からこんくらい本気出さないと!?という


1人防衛軍と呼ばれたtheシンプル2000から月日が経ってフルプライス化された3以降になると多人数になる防衛軍シリーズの進化的な(^_^;)


戦闘場面の見応えは勿論、後半からのテラフェイザーとデッカーの共闘は異星人側の手に堕ち敵対する事となった本家ダイナ劇場版の関係性を知ってると胸熱な意趣返しは勿論、テーマ的にウルトラマンにとって代わる兵器として作ったら結局は敵側に利用された象徴のネオメガスなら、デッカーに頼るだけでなく共に戦う仲間としてのテラフェイザーとの連携で倒す演出は、歪んだ平和思想が投げかけた問題定義のある種の解答である事が


10話でキーマンだったカイザキサワの表情から見て取れるしかつての恩師の呪縛から少しは解き放たれた様にも見える、あまりドラマ的に掘り下げなくとも描写で実感させる構成にはなっておりました。


その他、ウルトラマンに変身できるから大丈夫と空中で落としてからのスカイダイビング変身も、絵面的に初代マンでよく高所から落下しての変身が有名だったので、コミカルながらの現代版オマージュとも(^_^;)


改めて主要人物の中でメインである

カナタ、イチカ、ソウマ3人の青春ドラマ式に掘り下げられてるので今回、トレーニングルームでのくだりの尺は僅かながらも今後を親目線的に見守らせたくなりました(^_^;)


只、前述した問題定義の件でいうなら今回の発端となったある人物に関して冒頭の回想以外触れられる事はなかったので自身が生み出した怪獣が、敵側に利用された事にどう思ってるか10話でのモヤが完全に覆せなかった件も


あの博士に限らず同じ考えを持つ人間は一定数いる事は本家同様なので、とりあえず今回は新しい

戦力と共闘出来て良かったねで終わるけどもZでも描かれた人類同士のすったもんだが描かれる可能性を示すのは


ラストのアサカゲ博士にデッカーの正体がバレてしまう(厳重にプロトコル🔒かけろよ‥と言いたいが製作者だから突破されるか)流れにカナタとの関係や立ち位置がどうなるのかが大きな課題なのと


もう一方で、ネオメガスの腕がネオザウルスの物に変形する描写は武器としてではなく地中に根を張ってエネルギーを送ってるという、1話目の時とは真逆の行動をしていた不可解な場面の件。


一応元でさえ高い戦闘力や歪んだ欲望が込められて誕生した経緯から万が一倒された際の保険としてのスフィア側の策略もありそうで


劇場版トリガーまだ観ていない手前、エタニティコアが今どうなってるか?不明な事からも終盤へ向けた何かしらの伏線とも思われます。






そんなどうなると注目しての13話目。


以前や前作でも度々やっていた総集編ですが

単なる総集編ではなかったのが前作におけるメトロン星のゆるキャラ、マルゥルとの絡み


一応、6話目で再登場していましたがアチラでは完全な総集編だったので本編メンバーとマルゥルが関わるのは今回が初やも


展開としてデッカー折り返し地点近くまで来てる手前を踏まえての日常休憩回となっている点は、前作トリガーにおけるマルゥルが探偵する回を髣髴とさせましたが、元の本家メトロン星人の親しみやすさ&ボイス担当M・A・Oさんの演技も相まって改めて可愛く見えてくるのが不思議(見た目の妖怪的不気味さアレど(^_^;))。


あくまでも日常における平和回となっているので怪獣は登場しないのでウルトラマンに変身する必要はなくとも


主要人物達の過去に掘り下げられた人間性や

本家ダイナにも通ずるポイントの雨にも負けずなガッツ💪根性で危機を乗り切るイズミ・カナタのキャラクター性を改めて認識させる回として見れましたが


気になった点でいえば、マルゥルは前作でトリガーの正体知ってたので当然、カナタをデッカーである事を認知してた件で、カナタが慌てふためくシーンを見て


そういえば、ケンゴの時と違って親しい人間には正体教えてなかったんだなあとも改めて認知したいつも腰にぶら下げてるディメンションカード収納ホルダーについて服装違反だろとツッコまれた

際、絆創膏🩹入れと誤魔化していたらしいのであまり不審に思われなかった件ですが


正体を知られてるアサカゲ博士は今回顔出してないので一応、正体は知られていない模様ながら次回以降大きく変わるであろう事は


まず冒頭でのテラフェイザーの活躍がニュースで広がって世間から一定の支持を集めてましたが、本家の様に何かが起こる事がDX玩具のあまり説明されていないあるギミックで示唆されていたのでこれまでの流れが大きくひっくり返る事になるのかないのか‥


そういえば、今回の総集編で触れられなかった部分でいえばトリガー共演回で存在が示唆されたもう一人のユザレが何者なのか?に関して未だ伏線が回収されてないのと


そもそも本作におけるスフィアの目的やデッカーとはそもそも何なのか?について未回収要素が多いので後半以降、着実に回収される事を祈っておりますが‥ワンチャン、キリエル人黒幕としてもう一度乱入して来ないかな?(本家でもやり逃げしたままなんで)