ウルトラマンデッカー
第5.5話及び第6話 両方の感想をそれぞれ分けて
語らせて頂きます回m(__)m。
まず最新6話目がyoutebe公式配信チャンネル土曜にて更新されるタイミング直後に見ましたが、前回の予告から察した通り、これまでのおさらいこと総集編回となっており。
一応、今作は本家ティガ~ダイナがそうだった様に前作トリガーと地続きの続編なので、世界観を説明する上での振り返り回をする事字体は視聴者目線を意識してるので良いですが
デッカー放映からまだ10話目近くも満たしていない状態で総集編を挟むという事は、現在爆発的に増えてるコロナや最近同列で驚異のサル痘の件も合間って、本編新作ストーリー撮影への影響も垣間見える等、避けては通れない問題故の事情もありますが。
前作~今作が放映されるまで「クロニクルD」の様に一種のサブストーリー的扱いで、前作マスコットでもあり旧ガッツセレクトのメトロン星人マルゥルと特務3課主任ホッタ・マサミチとの掛け合いは単に話を振り替えるだけでなく、前作の裏設定的な要素を掘り下げてる、仮面ライダーゼロワン総集編プレジデントSP回の様な総集編でもあり番外編として位置付けられてる印象でした。
まず宇宙へ進出したが、結界を張られた地球には干渉できない旧ガッツセレクトメンバーである筈のマルゥルが何で居るのか、単に地球での暮らしに愛着がある故に残ったと本家の初代メトロンに通ずる一面から続投できた模様(前回出たピット星人とも面識ありそう)
特務3課ホッタ主任は、マルゥルとは互いに顔見知りの関係で一応、前作終盤に名も無きモブとしてほんのチラリと登場してたみたいで今作、マルゥル同様の解説人としての役割を与えられてますが、失礼ながら冴えない上司という印象で絶対この人の部署に配属されたら残業に付き合わされそうだけども帰りに飲みに連れて行ってくれそう等、決して悪い人でない人柄として描写されてる辺り早くも印象付いた
この両者との掛け合いで、前作トリガー劇中掘り下げ切れなかったガッツセレクトの主要兵器であるガッツファルコンやナースデッセイ号の開発秘話が明かされる…というのも、前作トリガー放映当時に円谷イマジネーション配信作品として公開されたスピンオフ「ナースデッセイ開発秘話」の設定を引き継いでおり、
当時から撮影制限で掘り下げ切れなかった裏話を収録されえる等ちょっと小ズルい手法ですが、コチラを観てなくても総集編として含まれてるので多分DVD化されてますでしょうが、知ってるとより楽しめる内容になっています。
一応、改めて補完点は上記の両機を設計したのは前作主要キャラのアキト(彼が技術者だった事つい忘れる)ですが、今回の総集編でマルゥル含めた異星人側の技術提供もある模様でナースデッセイ号がセブンオマージュだった事への筋は通る。
一方ガッツファルコンが何で無人仕様だったかはパイロット殉職リスクを考慮した人的被害削減だったからみたいですが、逆に言うと町の上空で撃墜された際の対策もしろよと現実の人混みにドローン落として問題とったアレを連想したのも事実(^-^;
そのアキトの後任たるアサカゲ博士等、彼に関する掘り下げはそこまで無い故、正直デッカー本編では印象はありませんでしたが、ガッツホークや合体仕様について改めて説明される等
世界観の説明もありますが、メタ的にDX玩具の宣伝の節が今回模型として置かれてるおもちゃから明らかですが一応、本編への伏線として対スフィア対策のある計画を企画してる事が示唆されてましたが、コレが吉と出るか凶と出るかは元のダイナのある展開を繰り返しそうですが、デッカー版ゼルガノイドが出るとしたら見てみたいところ
但、一つ逢えて言いたい部分があるとしたら
今回劇場版の話も少しだけ触れられてますが
一応DVD・BD発売日の8月26日前なので
あぁ、イーヴィルトリガーってこういう感じに
◯◯されるんだぁ
…心境は無くはなかった公式ネタバレでした。
そんなイーヴィルトリガーはSHフィギュアーツ化されましたが、魂ネイションイベント用の抽選販売限定品という扱いに
あぁ、イーヴィルトリガーアーツ化ってこういう感じに処理するんだぁ
…も無くはない財団Bからの仕打ち
まぁ身も蓋も無い話イーヴィルトリガー含めた今回の抽選商品は既存のリペイントや一部仕様変更故ですが調べたところ事後販売として通常の受注販売の可能性もゼロではない為、気長に待つとしましょうかね(本命は旧ライダー一号ですが結局はイーヴィル君も買うんですがね(^-^;)。
続いて本編ストーリー最新第六話における
メイン怪獣はウルトラQが初出にしてトリガー劇場版にも登場したパゴス。
本家ウルトラQは怪獣紹介ビデオを当時VHSでみていた筈が、全く記憶になかった怪獣(M1号もガキ使笑ってはいけないで認知したし)ですが、一応前作、劇場版トリガーにて怪獣軍団の一匹として
ガゾートと共に出ていたので、今回その件について軽く触れられるも
行動原理は本家ウルトラQ同様にウラン物質に等しいエネルギー補食を目的に活動している等、昭和版を意識されつつ、地底怪獣とはいえ正直単体の話におけるデッカーの対戦相手としてそこまで強そうな印象はないのでは…思っていたら
舞台が地上から巣窟たる地底へフェーズが変わるのと同時に、帰ってきたウルトラマンに出てきたグドンとツインテールに初代マンからテレスドンといったまさかの地底繋がりの有名怪獣を詰め込んだある種のお祭り回としての布石だった事は予想つきませんでしたが(故にパゴスのミスリード的扱いが可哀想に思えてくる)。
特に造形及び強さ的によ明らかに上位互換であるグドンとの2体1の構図は元の帰マンオマージュながらも「しっかりせいや!」と両腕の鞭でパゴスをシバいてる描写等、猛獣使いにも見えてくるどsな筆頭として描かれてますが
一方でグドンの補食対象として本家ではとばっちりを食らったツインテールがウジャウジャと群れを為してる様は悪夢を見てるかの用な図で、そらあんだけおったらグドンが地上に上がる必要が無い等、多分冬に向けた保存食として溜め込んでた説を妄想しますが(^-^;
戦力的にも圧倒的に不利なので、カプセル怪獣の
アギラが活躍したり、ナースデッセイやガッツファルコンの援護等、仲間との連携プレイとしての演出は機能されてる分、流石に詰め込み過ぎたか対怪獣軍団にチーム共闘で戦うのは映画的に盛り上がる筈でしたが、一話完結たる30分の尺に納める手前、割りとあっさり怪獣軍団が一掃される等
登場するまでのタメはあった分、扱いとしては消化不足感が拭いきれなかったりとバランス的難しさもありますが、せめて前もって登場を匂わせる程度の場面を一つ加えておくだけでもこの扱いには納得したやも(^-^;
…とわいえ、最終的決着が上空になるのは戦闘に入る前に地上に引きずり込んだグドンに対しての皮肉であり対となるシチュエーションなのはエモかったやも
只、今回ドラマ的部分では主要人物リュウモン・ソウマのキャラについて少しだけ掘り下げられて彼がTPUに加入した経緯や実は本来もっといい仕事に就けた身分であった事等、部分的ながら自身の境遇をカナタに明かしてる辺り、仲間として距離が縮まってきてるけども、前作での同役だった彼の様にまだ完全に心を開いてない等
完璧主義者故の複雑な心境も明かされましたが、前作での怪獣騒動であるガッツセレクト隊員に助けられた等、面識がありポジション的に風貌も共通するアキトの事を示してる可能性があるので、今後どういった形で心を開くか気になる一方
カナタ自身も自分がウルトラマンの変身者である事も秘密としてるので、仲間なんだけどもまだ互いに壁のある等、前作のケンゴの時と異なり時間が要る感じの間柄でこの部分はムラホシ隊長の一言が全て表してました。
そんな次回、恒例の前作マンとのクロスオーバーである仮面ライダーでいうとこのジェネレーション回が割りと早くも来るみたいですが
逆に結界張られてる地球にどうやってケンゴ来んの?問題がありますが、多分そこら辺は初代マンのウルトラテレポート※という便利能力で瞬間移動できるから多分それで来れるでしょう
※リスクとして寿命減るみたいだけど人類と桁違いの年月を生きるマン族にとって大した事ねぇ説。
おまけ HANE-2 ハネジロウ 余談
今回、お堅いながら頼れるマスコット
HANE-2ことデッカー世界のハネジロウ。
基本的に、本家ハネジロウの色合いや機動音に
鳴き声が混ざりつつ有機体と異なりコチラは完全なロボットですが、ハネジロウ以外に造形に見覚えがあるなぁと思っていたら
2000年に公開された山崎貴監督作品
「ジュブナイル」に出てくるテトラとの共通点を最近感じたところ(マシンを操作したり主人公の相棒的役割等の共通点ですが)。