ウルトラマンD 3&4話感想 | マシュレポ(@ω@)y-゚゚゚

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Youtebeの円谷公式配信より
ウルトラマン D デッカー 現在更新中の3話&4話を観たので、両話について感想回。





二編に分け、まず第三話のメインこと
初代から有名なゴモラの登場回で

前作トリガー内にもアボラス&バニラに少し
アレンジを加えたグビラ等、昭和怪獣の再登場は平成後期以降のウルトラシリーズ節のテイストですが、ゴモラに関しては一応前作の終盤に一瞬チラッと描写されてメインでの登場は多分久しぶりとなりますが

過去に大怪獣バトルにて主役怪獣に抜擢された実績も反映してか、完全悪ではない本質を解説されてる辺り一応のフォローはされている印象。

…まぁ前作終盤のすったもんだで住み処を荒らされていただけに今回の元凶であるスフィアによる環境の変化によるストレスで暴れてる部分を想像すると「ちっくしょう我慢して自粛してたのに闇の巨人やらスフィアとかのせいで目茶苦茶にしやがって」そら我慢の限界は怪獣にもあるわな

…と親しみを覚えさせられますが(そこから因果応報的に敵と見なされる辺り、原典同様に相変わらず悲惨な扱い)

それ等の設定からの流れも相まってスフィアに寄生された派生形態「スフィアゴモラ」に変貌する様は、コスモスでいう所のカオスヘッダー系統やゲーム「ファイティングエヴォリューションリバース」の改造ゴモラを思い出させる禍々しさでしたが、背中の刺々しい突起物や口から光線出す辺りゴジラ感ありましたが(^_^;)

そんな元でさえパワーに定評あるゴモラのパワーアップ…というより暴走態に対し、目には目をと
「デッカーストロングスタイル」同じパワータイルに覚醒する流れ等、メインの戦闘は見応えはありましたが

以前の感想の際、コロナ前の従来とは大きく撮影環境の自主規制が厳しくなってると危惧しましたが、三話目にして影響が出てきてると感じ

まず序盤で印象的だったエキストラ大量投入しての人命救助シーンは勿論、暴走したゴモラから病院を守るくだりで中に取り残されてる人達が無いのは現実の状況を踏まえれば仕方の無い分、戦いを描く上での説得力やカタルシスの演出効果が半減してる感が拭えませんでしたが

1.2話感想でも触れた同じグループ枠同士による
青春要素で上手くカバーされていたのも事実で

そのキーとなるのは本作マスコット枠にして
AIロボの「HANE-2」。

モチーフは原典のダイナ同枠「ハネ次郎」を有機物から無機物へ変えた印象で起動音はオリジナルハネジローの物を流用し、名前覚えづらいからとデッカーことカナタから元の原典名で呼ばれ

愛すべきペット的要素の強かったダイナ版と比べ無機質でどうしてもお堅い印象のあれデッカー版と同じマスコットながら似て否なる差別化は図られてますが

三話のテーマとして お堅い同僚との付き合い方にドラマ部分の焦点を当て、AIという立場上、本質的堅さこそ変わらずとも、共に連携するパートナーとしての役割は強く印象付けられ

カナタからの要望で素に近い感じで接してくれとタメ口で会話する描写等、あくまで合わせてるだけと見れるものの、形だけでなく信頼できる相手に対しありのままの自分を表現する関係になっていくのだろうと示唆され

学校や仕事物を題材とした青春物に通ずる要素が今作から見て取れるので楽しみました



続いて第四話のメイン怪獣は原典たる
ダイナに登場した「モンスアーガー」登場回。

前作トリガーで同じ原典たるティガから登場した関係でいえば、ガゾートやキリエロイドが居ましたが、明確な悪役である闇の巨人勢に焦点を当てた前作よりもメインで扱われるのは久しぶりな印象で、ダイナ放映当時ソフビは持ってたものの、話を覚えてなかったので改めて調べたら

ダイナの同怪獣オマージュが色濃く出ていた印象で、原典と同じくメラニー遊星出身な点とカプセルから姿を表す点や二回に渡ってダイナと戦った功績も反映して序盤にして強キャラ感ある扱われ方もあって良かったですが

一応、世界観が前作トリガーを共有してる為
原典のティガやダイナの平成三部作と別のパラレルワールドなので元のメラニー遊星と設定が微妙に違う点もありますが、モンスアーガーを地球に送った理由がビジネスによる壮大なプロパガンダだった超が付く迷惑さ

一方で、前回コロナ禍が厳しくなってる現状による影響が見受けられましたが今回、縮小しつつエキストラ起用からの人命救助場面や

戦いの舞台に選ばれてしまった♨️温泉宿の主人のエピソード等、従来だったらもっと詳細に描かれていたのだろうと思いつつ、台詞による説明ながら一般人のドラマ部分を久しぶりに掘り下げられてる印象でした。

…というのも、上述のコロナ規制も相まって
前作が必要最低限のメインテーマたる闇の巨人との攻防戦以外を描けなかった印象でしたが、ここに来て背景でしか無かった一般人の掘り下げを調整されてるとはいえ描いたのには説得力が増した
印象でした。

それと、主人公アスミ・カナタの秘密をHANE-2ことハネ次郎Dが前回知ったのには、AIというお見通し設定による物だけに先に明かしたと見方以外にも、秘密を知っている物同士ならではのコメディ的やり取りも相まって両者のキャラに愛着を早くも持たせる効果があって良かった点。

ウルトラシリーズあるあるで、主人公が変身してる間は事実上、戦線離脱状態になってしまうツッコミが御法度でしたが、ソレを受け入れた上でのコナン的ボイスチェンジャー場面

カナタの声真似したら、何故かルー大柴口調になるあからさまな不自然さに対し、元が無表情なデッカーが見下ろしてる様はツボでした(^_^;)

只、それも相まって秘密を隠しきれていない部分等行く行く主要メインの二人に気付かれていく布石としても機能されてるとも。

そんな両話の感想でしたが、前述のモンスアーガーの設定しかりそれ以前にゴモラが再登場した回も合間って

10月20日発売日 が決まった
Switch用ウルトラ怪獣モンスターファームの宣伝も無きにあらずとも思います件。




合成怪獣のデザインに賛否があるみたいですが(本家の時間経過もあるかと)、取り敢えずキリエロイドが出るかどうかが気になる辺り(出たらプレイ日記絶対更新…更新したいもの)です。