語 仮面ライダーセイバー | マシュレポ(@ω@)y-゚゚゚

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年末最後から書いて今年最初のレポ書
別名インフレ戦隊 「ライダークエスト」




話題の歌ってみたはコチラ~🎵↓




世界観に乗っ取った上で、ユーモアにあらすじを紹介しちゃいま~すレポート

令和ライダー二年生はなんと小説家
ひょんな事からライダーを掛け持ちした主人公は
ファンタジカルな脳を持つ愉快な仲間達と正義のチームを組んで世界🌍を征服しようとする悪~い悪チームとの戦いが始まる。



※画像はイメージです。

果たして勝つのは正義のホモサピエンスか?  
それとも悪の怪人ズか?というか小説家の仕事
どこ行った?世界の命運を掛けた戦いの火蓋が切って落とされた(笑)

令和二号こと放映中の仮面戦隊こと
セイバーについてレポートことケジメ回。

放映から気づけば12月恒例クリスマスシーズンが過ぎ、本来なら最終回迎えた後に触れる筈でした

「物語の結末は俺が決める、
その評価はファンが決める」

例の展開の早さに準じ、一区切り打った中
本作について色々言いたい事が膿の様に溜まってるので、語らせて頂く。

序章 始めに 

今作を語る前にある前提について
特撮には、お約束たる概念があります。

「前作の思い入れ上、次回作は受け入れにくい…でも気づけば好きになる」

一年制1シーズンで完結し、次作へ交代する特撮物(戦隊・ウルトラマンにライダー等)において視聴した時間により思い入れが出来た作品の終了後、スタートした次回作は前作に思い入れた分、最初は受け入れにくい問題がありつつ一年経つ頃、こっちもこっちで悪くなく別れを惜しむ

…と昔バイオマンとチェンジマンとの対比等、
銀魂で語られた理屈の様に踏襲されて来たお約束があります。

只、平成から令和へ時代の変化と共に年々複雑化していく様に、例年まかり通ったお約束が通じにくい程、ハードルが高い現状なのもまた事実。

というのも、どうしても触れたい前作
「仮面ライダー01」が作品として良作過ぎたからで、「人類とAIの共存」テーマをお仕事ドラマとして描く、同じ石ノ森章太郎原作ロボコンを連想させますが、現実でも他人事ではない時代故に合わせたSF物ながらリアリティが成り立ち子供向きでありながら大人も楽しめる

エンターテインメントとしてバランスが取れた
作品ですが、後に新型コロナによる緊急事態宣言の影響で本来は重要キャラについて掘り下げる筈だった、いくつかのエピソードを急遽総集編に変更せざるを得ず、削った5話分の風呂敷を一気に畳む事になり「五番勝負+α引っ張って解決それかい!」と一番の元凶1000%が簡単に救済されちゃったり(^_^;)等

物語背景が薄味になるすったもんだがありましたが、最終的には人類の歴史に踏み込むデビルマンに通ずる重い話に発展しつつ根幹である共存のテーマについて一筋の希望を見出す

漫画版キカイダーを再解釈したともいえる結末で
題名の「01」が集約されるラストは、令和から新たに作り出されていく特撮含めた作品をメタ的に期待させる意味でも非常に理想的な着地を迎えた前作。

そんな01後のハードルは高く
更に未だ解決の糸口の見えないコロナ危機で
色々と制約が課されていく中…

さぁどうする? 令和二号セイバーちゃんよ

今作語る上で、色々とテコ入れを図り
ゼロワンとは対称的な作品を目指そうとしてる
とは感じました。

只、それに伴い ガタつき ばらつき が生ずる諸刃の剣もありますが順を追い章仕立てに解説

第一章 概要


※画像はイメージコラです。
故に最後までスクロールしても、プレゼントの告知は
御座いませんのであしからず。

まず従来と大きく違う点

「エンディングソングの復活」

平成一号、クウガ以来のED曲で
2000年一作目以降、戦闘で流れる挿入歌としての扱いでしたが、今回21年振りに話が終わった後に流れる様になってる

出演者揃ってダンスする等、正直アバレンジャーに近いノリで、電王以降のコミカル路線でいえば合ってるといえますが、欲を言えばエキストラをバックに足し皆でワイワイやってる画でも+点ですが、前述の濃厚接触※故に出来ないのが惜しまられますが(※後程、後述)

敵怪人のコミカル化

平成クウガ~令和ゼロワンまでは基本、無機質ないし獣的に描かれた怪人ですが今回コミカル風味にキャラ付けされ、この点は電王のイマジンを彷彿する昭和時代を意識してる

つまりどういう事なのかというと
従来のリアル化よりもファンタジカルな方向性。

故に本作、至ってシンプルな古典中の古典たる
勧善懲悪物で題材は小説「三銃士」を元なのは明らかな点(どっちかというと同じ原点のドラえもん夢幻三剣士説)。

それに加え、鎧武以降のチーム物の概念を引き続き踏襲されつつ、やろうとしてる事は 



海外版龍輝こと「ドラゴンナイト」なのは解ります。

全体アナログ性がかなり強い印象でデジタル要素が特徴の前作ゼロワンと異なるアプローチとも。

第二章 ビジュアル編




モチーフが剣士であるセイバーの炎を彷彿する赤い基調カラーリング等、デザイン面の格好良さはありつつ炎属性等、仮面ライダー龍輝的だったり、下半身のコート部はウィザード、左半身の黒い素体と赤いラインの色合いはファイズ、登頂部辺りの角とネーミング「剣」の和訳の繋がり上、ブレイドでもあったりと平成過去ライダーの良いとこ取り幕の内弁当的デザイン。
(鎧武にセイヴァーという同名キャラがいたり)

他ライダーについて後述する為、一旦置き
その他面では本作の解説こと狂言回し的役割の
タッセルというキャラ。

言わずもがな、ジオウのウォズを連想しますが、現状本編内に一切絡まずあくまで解説役に徹する辺り、ビーストウォーズⅡでいうムーンという同役も彷彿(もう一人の名前忘れた)。

時折感じるウザさ等、キン肉マン試合実況の中野さんといった昔ながらの案内人キャラを連想しますが、悪趣味奇抜なルックスはちびまる子ちゃんopに出てくるインチキおじさんですねハッキリ言って


もしくは林家ペー夫妻を二つに割って足した的な
(キャラ等、某youtuber意識してる説)。

あと戦隊物でいう司令官的存在
ソフィアという女神的ルックスはガオレンジャーのテトムをモロに彷彿しつつ、失礼を承知でやつれ幸薄な雰囲気等は北斗の拳のユリア的だったり

SF要素の強かった従来と異なってファンタジー的世界観を強調しておりますが

ビジュアル自体、割りと真新しさはなく
過去の平成、昭和から拝借してきた要素の良いとこ取りであり

ファンタジー部分に至っても、龍輝の2002年時点で既に投入された概念で、ウィザードや鎧武も同じ題材ながらリアリティ×フィクションラインとのバランスが保たれ一見、相反する要素の相性が良くSF現代物として世界観が機能するとんちが効いていました

因みに、後述のある作品と重なる物等があった様に、平成以前なら通用していたものの今となっては普通のありきたり設定をどう現代に活かすか?が実は課題で

…この作品でゼロワンとは違った
独特の誇れるであろうアイディアに注目します

第三章 評価点・注目点


まず対称的たるデジタル要素の強かった
前作ゼロワンと異なって

今作セイバーのテーマは「本」と敢えてアナログならではのアイディアに評価したい件、…というのも象徴たるベルト「ソードドライバー」と今回の変身アイテムである「ワンダーライドブック」


アイテムを複数ベルトに挿す点はW以降の物ながら、計三つのアイテムで形態チェンジ、同じ色の組み合わせで強化態となるワンダーコンボの構造はモロにオーズ的

ライドブック📕デザインはエグゼイドでいう
ガシャット、起動した際の解説や変身後のラップ張に流れる歌等ジオウのウォッチ的だったり等々

正直この部分も上述した平成の幕の内弁当ですが(後ブックのデザインはドラえもん夢幻三剣士の夢見る機っぽかったりという余談)

興味深いのは、キーである本📗部分にありそもそも全てのエンターテインメントこと物語の起源こと歴史は本から始まり

壁画から伝わって書物という概念が生まれて以来、著者達による様々な物語が記され、読み手たる読者を通じ、それぞれの解釈が語られ作品が広まった様に

本を読み取る際の「読破」から姿を変える、今回の変身とフォームチェンジの流れの意味は

物語から得た刺激ことインスパイアの部分や
従来の「変身!」のお約束だけでなく、解釈した物語から想像力を掻き立てイマジネーション等を自身の力へと変換する

物語を贈る側×読む側との関係性等、物語の存在意義を提示してる実にメタ的構造で正直ベルトだけでもストーリー性が込められている。

更に主人公の設定が小説家こと物語を描いて紡ぐクリエイター的ポジションで、本屋繋がりか作家に転校したキングコング西野さん的ルックスだったり等

この辺、前々作の白ウォズを連想しますが
歴代ライダー作品も小説本が出ているのと特に
エグゼイド小説限定フォームにも通ずるメタ部分を主人公に設定している辺り

作者は物語世界と直接交わる事はないが
物語を創造し、間接的に想像世界におけるキャラ達同様、作者もまた物語世界を紡ぐ者として戦い

最終的に、読者である読み手へと物語は
紡がれていく芸術🎨含めこの世の文化にも
対する話で、現実離れな世界観とリンクし

近未来的設定が魅力のゼロワンと対照的に原点たるアナログで勝負するメタヒーローならぬ作り手側視点のメタクリエイターなサクセスストーリーともいえる。

その証拠に、幻想世界のアンダーワールド光景を
ヒロインが写メすると画像がぼやけるくだり等はデジタルは必要としない!作り手の意気込みを表してる感じね

この設定とアイディアは大変素晴らしく
興味を抱いた最高の素材といえます。

第四章 …にしたって




この様にアイディア素材が、本作に
反映されて活かされ達してるか…?が本題

…というのも、シンプルながら大変捻りある
アイディアですが、同時に作品内で物語を批評するメタフィクション性も求められ、単に特撮をやるのではなく、物語とは何か?エンタメの根本に繋がりうるテーマですが、作り手にその意識があるかどうか今にしては疑問に感じる節も…

実の所、上述してきた以上の要素は無く上述した美点そのものを帳消しにしかねない勿体無い現状を招いており、どういう事か順を追いますと

序盤は比較的真面目に物語が語られ、近未来的世界観だった前作と打って変わって本屋📕からスタートとデジタル化が当たり前の現代では珍しいクラシックレトロ感ある開幕

遊びに来た子供達と主人公の飛羽真が本の世界を冒険する際の衣装と背景そのものが変化するこの辺は天才テレビくん帳の楽しいくだりで、本屋と特に鉄道模型等のセットは非常に凝って、アナログクラシックならではと言える作り

幻想世界たるアンダーワールドの背景そのものが一気に変わったり、戦闘のCG合成をふんだんに使う描写等、マーベルのドクターストレンジを連想しつつ、このコロナで制限されがちな状況の中、捻り、とんちが効いた表現方

特に注目したのが前述した物語の存在意義に触れる件、例えば後述します仮面ライダーバスターの息子そら君と主人公、神山飛羽真との会話で「本好き?」と飛羽真の問いにそら君から「興味な~い」と返されるくだり

あのやり取りこそお仕事SFドラマ
ゼロワンとはまた違う可能性を感じたシーンで
本を読んで育ってきた主人公に対して今を生きる子供達皆が皆、本を読んでる訳ではない

要するに現代における、若者の本離れであり
同時にそら君の父親で三号ライダーたるバスターから仲間としてまだ認められていない事も意味し、その後の飛羽真ことセイバーの活躍と人間性に感化され、本こと物語に興味を持ったと同時に仲間としても認められる、二つの意味が機能を果たしてる良い場面でゼロワンとまた違う意味で期待させます。

…ですがそういう物語・メタ的カタルシス効果は
一話~五話まで、前述した根本のメタ設定は後の展開にあまり活かされてない大変残念な仕上がり

えっ何かあったの?一言で表せちゃう程に
作品の根本である、メタフィクションの筋が途中から抜け以降は、B級感すらある表面的レベルのまま本作はずっと進む

コメントでやり取りさせて頂いてるアメブロ様含め従来からの特撮ファンから大抵戸惑う声が続出賛否が極端に分かれる御世辞にも評価が宜しくない…

ゼロワン後の分が悪いタイミングながら
ファンタジーこと表現力の自由度は制限の中、上がってるしキャラの設定と前述したアイディアの組み合わせ次第でいくらでも面白く作れる可能性に溢れてるのだから、本来は自由に作っていい筈

…にしても、正直コレを受け入れろという方が酷でな話で、そもそもファンタジーと聞こえが良くてもどう構築するのかが難題で

前述「のび太の無幻三剣士」も同じファンタジーながら失敗作と作者藤子F先生自らご健在時に公言されてた様に、作家本来の意図した物と異なるモヤモヤが残る作品(個人的には好きな方)になった様に

相反するリアリティの現代要素をどう組み合わせ交錯させるのかが簡単な様で難しいジャンルでありそれ等をアイディアで工夫=とんちで成立するのが必須で過去の平成ライダーは納得させるのに充分なテコ入れでしたが

今回、勧善懲悪と一見シンプルな作品を自己批評するメタフィクション要素を足してる以上

消化しなければならない問題が多いのですが、
6話以降における演出含めシナリオ・脚本等のツッコミ所がどこから話せばいいか解らないぐらい多過ぎる程のレベルにまで作品が崩壊し出す

まず賛否の象徴にして一応この作品の特徴とも
いえる展開の早さ部分、人によってはゼロワンの10倍のスピードと大袈裟な言い方も出来ますが

前編、後編と二話構成だった従来と異なり
テンポを上げると同時に物語内スピードも上げる要は一話三十分枠に複数の要素を一気に詰め込む

youtube公式配信してる二話分を一話に圧縮した手法ですが、前述の諸刃の剣を象徴してると過言ではないのが使い方で、例えば初登場の新ライダー参戦と記念すべき一方で、別ライダー強化フォームしまーすを足す

一つの話に二つも同じテーマを入れてますが
その結果、メインとしては相殺され

片方の存在感が相対的に薄くなり、従来では焦点を当てて盛り上がるメイン部分が分離されて放置してるだけなのて演出面としても半減している。

…どころか物語のドラマ部分にも色々と影響を及ぼして消化不良なまま話か進みモヤモヤな描写が増えていく

一番問題なのが、4号ライダーこと
仮面ライダー剣斬の描写が明らかに不足な点で
忍者好きとして凄く期待していましたが

こ生意気な後輩キャラとして主役の飛羽真と
最初ちょっとした対立があり、変身アイテムを掛けある勝負をするくだりは二重構造の相性が良く前述した本離れにも関する部分の筈でしたが、この勝負の結果について語る場面がなく

最初互いにまだ仲間と認めてなかった筈の剣斬と飛羽真の関係は、いつの間にか解決した事になってしまい、いつウィンウィンなったん?とバスターと異なり和解のプロセスが省かれ、何の為の勝負だったか?視聴者側によく解らないなぁなぁに着地。

…というのも、二号ことブレイズの強化フラグのだめ押し的クリフハンガーが付くからなのですが

せめて先に怪人倒し戻ってきた剣斬と合流した際「勝負は俺の勝ちだね、ヘヘン!」と勝ち誇る剣斬に「そうか…」と敗けを認める飛羽真に対し
「でも、アンタも頑張ったんだよね、だから特別にやるよ」と実力を認めブックを差し出す剣斬に

「いや勝負は君の勝ちだ、だから次こそは
俺が勝つからその時、貰うよ!」と飛羽真が返し
に「飛羽真君って結構強いんだね!気に入っちゃったぁ!でも本に関してはないわぁ~」とやり取りを加えるだけでお話とチーム物としても納得度が高まりその直後にブレイズの描写を入れれば演出面でも効果的でしたが

一話限りのゲストならまだしも正直、準レギュラーとして位置するキャラの必要不可欠な描写が欠落してしまった故に

以降の展開に感情移入できない大きな要因になりそのくせ、アイデンティティを見失いかけてる(という場面)飛羽真の脳内に仲間達が励ますお約束のくだりですが 剣斬だけ省かれる 存在を脳内から抹消されてる?仲間になった!場面として成り立ってねぇじゃん

クリフハンガーで引っ張った割りに、ブレイズ(トイレ我慢してる顔で)と因縁高い設定の師匠の仇である敵幹部との関係が割りとサクッと済んでそのくせ決着も付かず仕舞いで僅か15分の尺でハイ!宿題完了

この絵面、ジャイアン的ガキ大将に虐められた
仕返しをドラえもん的抑止力で解決するのび太君的な…あぁそういうスカッとジャパンを描く為のクリフハンガーだったんだぁ…と思えば一方で、セイバー対カリバーだったり、総力戦からのぉ巨大ロボだぁ~、ポスターにいない未登場の二重人格ライダー参戦だぁの一方でまたまた強化フォームだあ…とかとか

この時点でメタフィクション物としての筋は疎か、ファンタジー世界におけるチーム物としての構成バランスが成立しなくなってしまい

そもそものフィクションとしての作り話感、嘘臭さだけが強調され

物語ないしドラマ性の薄さを誤魔化すかの様に
要素の詰め込み量がドミノ倒し式に新ライダーないし新フォーム等々の要素がバーゲンセール式にブチ込んだ結果、序盤全面展開されてたメタ構造のテーマが有耶無耶となって

特撮あるある等トリビア的な物を含め、何処かで見た様な展開がひたすら続く、その錯綜ぶりに視聴者側の理解が追い付かず嫌でも思考が停止する(アレですよ、学校の先生の長話聞いて眠たくなるあれ)

ハッキリ言いましょう…



オシシ仮面か?

故に反動で何処で誰が戦って何の為に行動してるのか解らない実写トランスフォーマーにおける

オートボット対ディセプティコンでいう単なる
善vs悪チームの全体ゴチャゴチャした図式の戦いが増え、適当にワーワー暴れてるだけであんまり盛り上がらないという完全に裏目に出ており

裏目の証拠として、宿敵との因縁の対決に流れる
挿入歌等、本来であれば一番盛り上がるべき場面ですが、ハッキリ言って敵のメギド側がキャラ含めいくらなんでも弱過ぎで言える程に

従来の様な魅力や強さは感じられずハッキリお祭り映画でいうとこの「ショッカー」をそのまんま持ってきてる全てを安くする記号的存在でしかない

特に主人公チームがそれ程ピンチに陥ってない段階で強化形態をもう導入してるので展開にタメが無くなり、演出として著しく効果を削いでしまっています。

なので、コッチがまだ戸惑ってる段階でタッセルおじちゃんが劇中内で「いやぁ、面白いですね~」の言葉にますます白ける

肝心のメインの軸がボヤけ、雪だるま式にモヤが加算されていく…あのぉ

二兎を追う物は一兎をも得ずということわざが
ある様にメインとして描くのなら正直…どっちかに絞った方がいいよ…

どうしてこうなるか原因を考察すると
特撮として物語を作る一方で、ベルト含めたキャグッズ(おもちゃ)を製造してるスポンサーことバン…財団Bの宣伝として発売予定のライダー関連を劇中に反映させねばならず従来ならばスケジュールに合わせられましたが

ゼロワン放映期間における、緊急事態期間のダメージがあった様にPRという名の宿題が本編で進められない問題があったので万一、二度目の緊急事態で製作が止まる事態に備えての販促を流れ作業でこなさなければならない諸説があり実際、作り手が危惧してたであろう事態が再度起こってしまいましたが

勿論、子供向け番組ですよと設定してる以上
彼らをターゲットにグッズ展開をスポンサーの財団Bへ向アピールしていくのは、エンタメの宿命の所詮、ビジネス業で正論ですが

正論=下心を意味する諸刃の剣なので、前述のビジネス部分だけが前に出て物語としては完全に停滞しております。

ジオラマストーリー等の短編PVならまだしも、TVシリーズでは相性の悪い特撮の体を被った通販番組でビジネス方面ばかりが目的化されてる節もあってか、水増しインフレでしかなく叩き売り的にホイホイ宣伝ばかりされると、物語内だけでなく肝心の商品への興味が逆に冷めてしまう

本気で言おう!
グルメスパイザーの件を忘れたか?!


これならいっそ、そっち方面に開き直り
昔のダイノゾーンみたいに、フィギュア等グッズ付属の各一話収録DVDみたいな扱いにすれば、この構成でも納得するしかありませんでした。

それ等の件を踏まえても、上述ぶち込み量による物語の消化不良のしわ寄せが来てる脚本、演出等に疑問があり

根本の問題として各キャラを掘り下げるドラマ部分が非常に薄く、チーム物ならではの仲間同士における人間関係のギスギス感は描かれずなんか、なあなあなまま放置

具体的にこの人、普段何してるの?何食ってん?ちゃんとトイレ🚻行って気張ってるの?とか彼等の日常に関する場面が殆どない所か前述のステマ描写に拍車が掛かり、設定の形骸化が進行し

飛羽真が執筆した小説がどういうお話なのか特に触れられず、仮面ライダーになったはいいけど、肝心の原稿を締め切りに間に合わせて両立してるのかなぁ?とか別にない

ここは実在のプロ小説家に連絡を取って
監修の元、本作用に書き下ろしたお話を何らかの形で出すべきですがそういう事もない故

…アレ?そもそも本当に小説家なの?opでテヘペロ😛してたヒロイン本当に社会人?見学に来てるだけのファンにしか見えないんだけど等の粗が見え始め、そもそも編集部等の施設がop以外ロクに映されないので説得力を薄める要因になってる。

比較的掘り下げがあったバスターこと尾上さんのとっつぁんライダー設定は斬新性は良いのですが、肝心の息子そらに関するエピソードが
初登場した二話分以降、殆どなくそれどころか
本編にも顔を出さず言及されないので(実生活もあるのでしょう)

普段、この子は家でどうしてるの?
授業参観の時、学校にちゃんと尾上さん来るの?等、最悪育児放棄説も生まれますが、とりあえずそらくんが可愛いのかどうか疑問です。

どういう事かというと「うん、ただの頼りになる映画版ジャイアン」となり前述のとっつぁん設定も形だけ残し形骸化する

それともう一つ、劇中であるいざこざで自分を見失い暴走するエスパーダをブレイブが「僕には親はいません!」と説得しますが

天涯孤独かぁ…でもアレ?師匠こと先代ブレイブは?先代の仇に対しアレだけ血相変えてたんだから、育ての親的感情はないの? (?_?)???

親はいません!発言の後に「師匠も」て付け加えれば説得として機能しますがそれすらないので
アンタにとって師匠の存在その程度なん?

…とキャラクターの根幹をぼやかす場面になる。

その他でいえば従来の様な現実世界の人々との交流等は殆ど無く

毎回、怪人が襲撃する度にお約束の特撮マラソン🏃で全員同じ姿勢で走る程度にまで完全に抽象化されており、ジオウがタイムパラドックス物設定で現代世界に影響を及ぼさなかったのに対し、今作あちこちでドンパチを繰り返してるにも関わらず劇中内での警察組織が動く等の描写が一切ない

グループ内に置ける枠組みの話のみになっておりファンタジーだからそうだとも言えるのですが

リアリティのリの字も無いよね

いくら派手に描こうが共感できず全てが行き当たりばったりなまま進むので

あれ?そもそも何をする話だったっけ?メギドが本の力を手に入れたら現実世界にどんな影響が起き何故止めなければいけないのか?そもそもアイツ等それで何したいん?世界征服?今どき?等々設定を見失ってこの世界🌍守る価値があるのかすら疑問に思えてしまう致命的副作用も起きる

10数年ぐらい前、よゐこの有野さんがファミ通の企画で格闘ゲームのキャラクターを作る際

こういうのが早いって雑な感じするな
こんなもんでええやろって

…と仰ってた様に展開早いって言われてますけど
実際は5W1Hの構成上、描くべき過程をすっ飛ばした穴を水増し的にマーケティングで埋めただけ故に

物語としてはグダクダで、インフレにも拍車が掛かり全体どうでもよくなってくる

それに対しちゃんと掘り下げ用に各ライダーのスピンオフ用意してますよ!と公式の目配せがありますが上述したグダグダ故に、モヤが解消されるか未知数なので有料で観ろと言われても…ねぇ^-^;

そもそもゲームじゃないのに課金で補完
なんだその後だしジャンケン?

それでもいい所はあり、敵の猛攻に行き詰まりを感じた際、飛羽真が作戦を原稿に物語仕立てで筋書きして互いに連携する場面は小説家こと作り手視点によるメタ設定が最大限活かされ、共にチーム物ならでは…になる筈でしたが、残念ながら そこに至るまでのプロセスがこの有り様なのでカタルシスが10分の一にも満たしてない非常に勿体ない仕上がりですが

メインの三ライダー互いに連携して宿敵カリバーと戦う場面は、グッと来なくはなく本来の見所で今作観て初めて面白くしてくれる気になった!と感心したと同時に確信を深めましたが

この三人だけで話を進めても良かったよね!?
バスターはまだ良しとして、剣斬やスラッシュとかもうちょっと後に回すとか出番をストックしても良かったよね?

前半、葛藤も薄いままいきなり全メンバー揃いましたになっている。

せめて、この世界がどういう物なのかどうかをリアル×フィクション物のバランスをもう少し掘り下げ視聴者達に認識させてからメンバーを揃えてほしかったところ、

前述した、敵が弱すぎ問題ですが、唯一主力で一番格好いい仮面ライダーカリバー。主役の対となる如何にもダークヒーロー感が出てるデザインですが、特に

ベイダーでいうとこのアナキンだと思ったら
中身オビワンだった

事前に公開されてた変身者と違う人物なのは良かったですが、非常に残念な事に前述のパラパラ漫画式の展開の早さで従来における圧倒的強さは見せてくれず、数の差で一方的にフルボッコリンチにされる印象が強いですが、強化形態のジャアクドラゴンのメタルロック帳の変身音含め今作屈指ですが、その無双状態なるものが心身共に追い詰められ従来の力が出せないエスパーダが相手なので従来のダークライダー的強さはそんなに感じず

割りと早い段階で、強化したセイバーにあっさり逆転される等、何だこの猿カニ合戦?!で

結局弱いじゃん…

SWのキャプテンファズマ以来のガッカリ結末を迎える事に

まあ、中身パチもんだからいんじゃない?
アナザーライダーじゃん(ネタバレ?予告の時点でハッキリ言ってるよ)

ならどうすればよかったか?

言わずもがな、ギャグが無かった事で
シャンゼリオン的外しギャグが親しみを含んだ
アギト以降~ゼロワンまで踏襲されてましたが、今回どうでもいい会話や、ピヨピヨ鳴る瞬き音等で雰囲気だけのコミカルさは出しつつ、決定的ギャグが不足しており正直やりようがはいくらでもあった筈である

例えば、小説家に対してヒロインが担当編集者と組み合わせ的にマッチしてるのだから、締め切りを守らない主人公に対し、ドスを効かした凶暴さを見せるとか参考にして欲しいのは

昔、ファミ通で連載されてた「いい電子」における作者みずしな先生×担当ゴチさんの様なドタバタギャグを付ける等すれば、世界観として入り込めるし親しみを持てたし

ブレイブの倫太郎のスイーツ好き設定も掘り下げるべきで、例えば怪人から町を守る際、ケーキ屋が襲撃されたら血相を変えて疾走して、メギドを撃退した後に口にクリームが付くとか

仮面ライダースラッシュのアイテム差し替えで
性格が変わる二重人格設定は悪くなくアソコ正直元ネタがデトロイトメタルシティなのは明らかですが勿体ないのが、中の人が性格変わってる演技がフルフェイス仕様な為、伝わりづらく

ここは、戦闘が終わって変身解除で元に戻った直後もヒャッハーな状態がまだ抜けず「ハッ( ゚д゚)」と周りの反応見て気まずくなって「絶対…言いふらすなよ…」等の外しを加えればキャラ的な魅力が付きますよだし

何より、キーである本がどれも従来の変身アイテム以外あまり掘り下げられないので例えばエロ本等の官能小説を差したら尾上さんがフンドシ一丁で暴れまわる変態仮面になったり等

色々と掘り下げ様があった筈で
OPの様なもうちょっと呑気な日常的要素ある従来の作りをクリスマスシーズンまで踏襲して仲間となるライダーをストックさせメインである三ライダーに絞った方が効果的だったの筈

故に、勿体ねぇことすんなぁ…

某youtuber症候群

今作の歪みが象徴的してる人物が二名おり
まず今作ヒロインの川津明日香扮する須藤芽依。

前作クールビューティが魅力のイズとは対照的に明るく天然コメディ的キャラなのは明らかで、ルックスも可愛いは可愛いのですが

問題は彼女の天然キャラの演じ方で 
編集者と設定されてますが、描写から微塵も感じさせない程、事ある毎に過剰な喜怒哀楽リアクションをイチイチ挟み等、一応唯一の常識人であるにも関わらず変顔しながらのボケをかまして露骨に笑わせようとする魂胆が透けて見える…バカ?

笑えない所か、恥ずかしさすら感じさせるイタイキャラでその癖、話がシリアスげになると急に主人公達に説教(あまり筋の通らない)を始める等なんか人格分裂でも起こしてるのか?(そのくせ、高みの見物といい御身分)

正気なのか狂ってるかよく解らない…コレ
実写版進撃の巨人における石原さとみ版ハンジですね(^-^;

もう一人仮面ライダー剣斬こと富樫彗えいじ(下の漢字見つからなかった)扮するレン。

一応設定は小生意気な後輩ながら爽やか好青年で最初の飛羽真との「ないわ~」のやり取りは正に現代における本離れの若者を象徴としており絆の深まりに注目してましたが、前述した通りエピソードが省略された為、物語崩壊のきっかけとなってしまってますが

それ以前に登場した時から好青年キャラには全然見えない妙にひきつった笑顔をかまし飛び出さんばりに開いた瞳孔は、あからさまに泳いでるので挙動不審なのが明らか




失礼完全承知で…好青年というよりは
病的にあがり症の童貞にしか見えない

何この子? 変質者(|||´Д`)?!
普通にやれよと言わんばかりのひきつり具合にコレ別の意味で見た子供がライダーの方じゃなく、この顔を真似したら親御さんからの心象悪いぞ…
(昔、菅田将暉くんの死体ごっこが子供達に流行したとか)

一人だけ、明らかに浮いてる等あの、好青年と
童貞って違う気が(^-^;

彼もヒロイン同様、作り手の都合で話がシリアスげに傾くと同時に急に熱血系とさっきまでとは別キャラに豹変する等、情緒不安定説も

絶体絶命都市のおかしな選択肢のアレじゃあねぇんだからよぉ(^-^;

この二人が妙に違和感を感じさせるキャラなのは
共通としてフワちゃん(コケシみたいな不思議な子)という某youtuberさんを役作りのヒントにしてるとインタビューで公言され

フワちゃん自体、キャラクターとして悪くないですよ、最初「何だコイツ…」感ありましたが見慣れれば、あぁこういうのもアリだなとは思ってるし人気なのも頷ける…

…というのも、ハーレイクイン的狂ってる感がですけどね(^-^;

フワちゃんの話になりますが、彼女のカルト的人気の理由を短く考察すると、人を選ばない奇抜なルックス及びキャラ含め

全員がドン引きしてたって良いんだから!
なんならPTAとかに目をつけられ様が構わない!

…という、誰からも見られてもいいし
だけど誰にも気にされなくたっていい

…と割り切った潔さにあり、このコンプライアンスによる外出以前に表現が自粛していく状況の中、思いっきり自分を晒け出す…けども必要最低限の礼儀は忘れない

言うなれば ありのままでいいじゃん!
…とTVが見失ったエンターテインメント本来の姿を文字通り体現してる点が、今を生きる若者達にとって憧れ(良くも悪くも)目線で自分に近い物のシンパシーを感じさせるのが本質ともいえる。
(元も子もない事いうと、将来が不安な子達が指示してる節も)

…という、解釈の元で出演者二名は演じてるのでしょうが、両者共に「こうやれば良いんだ」と勘違いしちゃった悪影響というより以前に万人受けする様なモデルではそもそもない故、

ヒロインというよりSWでいうジャージャービンクスに重なったり、先程のレン君もフワちゃんというよりアンガールズ田中にも見えてくる等、嫌われてもいいや部分のみ継承してむしろマイナスにしかなってない可哀想な子を見る親の様な気持ち



何でもいいですが、松野明美さん的ハイテンションはアニメとかならまだしも、必要最低限なリアリティを求められる特撮に持ってくると途端に不自然

コレは正直、ブレイドでいうオンドゥル語以来の顔芸こと私命名「オンドゥルフェイス」※

解説 取り敢えず変顔してれば空気持つと思ってる技

フィクショナルな型にハマった結果、役になり切れない、演じ切れない空回り感がどこか出ててその事に気付いていない記号×記号

ポン(黙って肩を叩く音)(--;)f((-_-)

只でさえ、感情移入しづらい作りが更に強いたに見えてくるので作り手も正直、演技指導はちゃんとした方がいいですよ(卒業後が心配なんで(^-^;)

ビジュアルそれから

前述のデザイン面に真新しさはないと述べましたが他ライダーも同様き

ブレイブの見た目強化したらモロゾイドなんだぁ
バスターの頭よくみるとベリアルを意識してんだキャラ的に剣斬、オーズのウブァっぽかったり
あっカリバーのボルトで止めた様な部分ナイトローグなんだな、だからスラッシュはスタークなんだぁ、あっ!鎧武のバロンがベジータならブレイブは青臭いトランクスかぁ!

等々、過去のライダー含めエンタメから拝借した要素が余りにも多く新鮮味に欠ける故、パロディ映画的に元ネタ探しを始める副作用も御座いますが




フォローすべきは、セイバーの強化形態
言い訳不要レベルで龍輝がモロですが、海外版ドラゴンナイトが本家国内版のスーツ使い回してんじゃんが不満でしたが

アレをウルトラマンパワード的アレンジした感じにも見えるので今になって幻のリファイン米龍輝を見せてくれた辺りは良かったですが

一番ガッカリしたのは現在出てる最光。
どう変身するのかと思ったらまさかの剣そのもの一応影を実体化させてるとしても…

ウルトラマンZのベリアロクネタそのまんま説

…それはよしとして人型トランスフォームしないの?

剣単体で戦う場面とか、振ってる役者合成で消してるのでしょうが、ディケイド以降の絵面で見る
と正直手抜きかと目を疑いました(^-^;
(せめて弓、薙刀等複数の武器に変化して貰いたかったが)

あの作品と重なるスパイラル

前述通りツッコミ所は多く、ビジネス面ばかり意識し過ぎたなんでもアリ故、全てのバランスが崩壊してる変身アイテムこと課金エピソードを含めた投入量…これ最初に述べたある作品を彷彿させる話




覚えてますか?サモンライド

Wiiu用にリリースの別売りフィギュアと連動して戦うライダーゲームにして2014年クソゲーオブザイヤーを大賞の伝説の作品。

未プレイながらも、ドアンザク大好き実況者様の解説通り

バトライドウォーウケたのだからもっとチビッ子向けにwiiuで出そう!でもそのまんま出すのも儲け足らんしぃ、皆ライダー大好きだからフィギュア三体だけ、付けて後はオプションで別売りすれば子供達全員買ってくれるっしょ?札束の風呂が出来るぜグヘヘ

…て結果大失敗した様に、今作アレの再来かっていうぐらいぶっちゃけもの凄く重なる物があります。

アレも同じファンタジー投入の今作の先駆けですが、今でいうアプリゲー的アンバランスな難易度に対し課金フィギュア等マーケティングが問題だったのとそもそも世界観バランスの相性の悪さから

コレならガンバライジングとして出せよ
…と素人目から解る様に今作も例外ではなく

サモンライドの繰り返しやん!
同作の世界観や人物を置き換えただけで後の部分そのまま移植しただけになっている

勿論、玩具が沢山出るのは子供が喜ぶ(男の子限定)ので別に良い宣伝方かもしれませんが

お母さん方からは凄い嫌われるよね?
何千円もするいつ飽きるか解らない玩具を何個も買わされるんだから

故に、心の中でこう叫んだ事でしょう

エボルトォッ帰ってこいぃぃぃ
ディケイドォッオーマジオォー
この世界こそ破壊してくれぇぇ


実はあの漫画っぽい太郎




ファントムフワちゃんの件もそうですが、
自粛故のマーケティング優先による水増しで作品的にもかなり薄くなってますが、インフレ以外にもこの作品、演者による気合い一発顔演技がやたら多い件

とにかく、演技だけでも上げなきゃウワァ~等
喉笛がはち切れんばりの発狂演技の頻度が高くなり本来ならば、悲しい気持ちとなるある人物の死

セイバーにとって大切な友で、作家飛羽真としても語るべき物語の主人公である二つの意味で機能してるし、正直比較的好感を持ってましたが

本来立ち会うのは飛羽真とだけで場面が機能してましたが、実はまだ息があったからと後編に引っ張る

同じ演出同じ人物で一話で済む筈のエピソードを二回繰り返しており、この二度目は全員で大泣きする愁嘆場「ここ!一番泣けるトコですよぉ」作り手の意図が見える程にクドく

本来なら血管切れる筈のアザとさを通り越して
不謹慎ながら笑ってしまいました

あまりにover過ぎたので(^-^;

もう比喩じゃなくアレです


漫★画太郎です

「夏見ぃ~!」と叫ぶ浜田雅功のよぉに「エスパ生きとったんか!ワレ」展開が半年にも満たない頃に来るのは明らかなので

画太郎作品フィルターだと不思議と楽しめたヨ

もう笑うしか楽しめないんだもの

今、笑ってはいけないを仮面ライダー映像素材に差し替え合成したMAD動画がある様に、一回live中継とかで作品の突っ込み所を皆で指摘し合うとオンドゥル語以来に盛り上がるかもしれません

という事を踏まえ
「いや~チャージマン研並みに楽しめたよー」
訳 見方を変えると子供達が笑顔になる



まとめ

マーケティング優先で作られ過ぎた為、
肝心のお話部分におけるキャラや世界観が薄く始まりでは全面的に触れられた根本部分が有耶無耶にした為、小説こと物語を描くとはどういう事か?に繋がり得るアイディアでしたが正直、それぞれの薄さも合間って

作り手目線としてはリスクの無い甘口な印象にも見えるすったもんだや、コンプラの件を差し引いても擁護し難い現状になってます。

それでも年明け以降の第二幕こそが本番で
「こんな特定の社員甘やかしてる上司居ねぇよ」と言いたい事はありつつ編集長が登場し

一般人が怪人にされたり等、これまでになかった展開を描こうとしていますが、前もって一場面だけでも触れて欲しかった等、勿体ない所はあるのですが

人間関係の変化を描こうとしてる等、ようやく真面目に語る気になった!と同時にソードオブロゴスのパーティ達全員バカだろ!?

上司の女に唆されたぐらいで仲間割れしてる時点
でチーム物としてその程度じゃん

と新たなツッコミ点や先に裏切り者なる人物を見せちゃってるやんと歪みはあるのですが

終わる頃にはなんだかんだ本作も良かったよと情報修正の余地はありますが、二度目の緊急事態で歯止めが掛けられてる現状ですが

正直この先進もうと求心力が現状アレなので…
最悪本作を持って令和ライダー自体が打ち止めになりかねませんが、その時に保険に令和ロボコン用意してる説。

面白いか面白くないかでいえば、01は振り返り用に録画全話分(ダイジェスト除く)残してますが、セイバーは視聴後に全て消してる時点で明らかですがコレだけは言える

鬼滅の刃そのまんま実写にしたらこうなる

というのが解るというだけで身を持って警告⚠️したともいえます

同じハンデを背負った条件でも
ウルトラマンZ」と凄い作品がありアッチは
計26話と太く短く終わってる事を踏まえれば
展開やドラマもクライマックスに向けバランス良く描いてれば違う印象にはなってました


…ですが、昔微妙だと感じたTHEファースト&NEXTが今にして思えば、傑作に感じさせる辺り形骸化したメタ構造の名残を感じさせる(要するに肥えた舌に苦味薬)

今、ようつべで手軽に過去の特撮名作が見れる時代なので、セイバー後に見る「ガイム」が10倍楽しめますし、前述した目線を変えると過去の有り難みを感じさせる意味では機能してるといえます
し結論は変わりませんが何より

ゼロワンで⤴️上がったハードルを遥かに下げる⤵️不幸中の幸いの布石と称せるのは間違いありません

結論 「次からはデジモン観るゾ!」

お勧め度 保留でお願いします。