あつまれどうぶつの森 森じゃなく島じゃん
…なツッコミは置いて大事なのは予習じゃん!
という訳であつまる前に備えあれば憂いなしかもの特集アンオフィシャルな企画第二回目後半戦
「どうぶつの森HISTORY」下巻
そんなサムネ用として
3じゃない方のDS絵心教室と
3DSディズニーアートアカデミーで描いた二枚絵を合成しての前降り蛇足でお送りしますm(__)m
今やカルト的人気のむらびとくんとその隣
にある知名度的にトリビアな二匹のある鳥類に
ついても後々後述。
前後編二回に分けたのはそもそも前回で一本に
まとめあつ森について予想記事を更新予定でしたがアメブロ記事一本最大5000文字数限界の都合で前回過去シリーズに色々語ったら案の定限界点ギリギリになったので二回に分ける事にしたので決してネタにストックが出来るからという理由で楽をしたい訳ではありません!仕方なく二回に分けてる訳です!苦渋をなめてるのです!なめすぎて逆にナメられたい訳なのです
そんな後半のテーマは前回は文字数の都合で
語れなかった本質部分とトリビア的裏話を中心にレポートしていきたいと思います。
…の前にそもそもぶつ森とはどんなシリーズで
魅力を改めて語ると
心を映し出す作品
ぶつもりといえば今やマイデザや村作りは勿論
今度のあつもりではゼロから作るクラフト的要素が当たり前になりましたが10数年前の64版は比べ物にならない程要素は限られてましたが
当時からずっとあった要素、家具を配置し部屋作りする際の気軽なドールハウス感覚は心を投影するともいえる作品でミニチュア、ジオラマ等、昔から男女に限らず並べて箱庭世界を作る
どうぶつの森では良くも悪くもプレイヤーの
心や性格の本質を映す鏡的面が根幹にあり
ゲーム内では現実と同じく時間が進む=電源をOFFにしても常にぶつ森世界では時が経過してる
村中に雑草が生えたり住民の誰かが引っ越したりと変化が起きずっと放置してると雑草まみれになった挙げ句、ラフレシアという世界で一番臭っせぇ花🌼が咲いて最悪な評価に
「こんな汚ったねぇ 村になんか住めるか
バッキャロー!」住民が引っ越しかねないといったある程度の管理的要素がスピンオフ除くシリーズでは必ず付いてきており
たまごっちもやってない間も時間が常に経過するので放置すると病気になって死んじゃったり変なたまごっち変化等、育成ゲームにも共通し現実でも掃除しなかったら埃にまみれる様に
プレイヤーごとの性格や責任力も反映されるのが
魅力と思ってます(因みに最近の私のとびもり村では雑草生えるわ、髪ボサボサだったりとズボラな面が反映されてます(^^;)
一方で、作った部屋だけでなくオンラインを通じ村を披露する遊びが3DS版から流行していますが都市伝説的に有名になった「アイカ村」等一時期ゲーム誌でも取り上げられる程になり後々スラッシャー映画ばりの闇をブチまけた「シャチパンダ村」等々が量産される等
良くも悪くもプレイヤーごとの🎨芸術が爆発してるといえます(^-^;
一癖二癖個性豊かなどうぶつ達と大人な事情
ぶつ森といえば主人公以外キャラが全て動物(二足歩行)なのは勿論の世界観でパッと聞き子供向けのオブラート世界観に実は生々しい大人向けの要素や絡む要するにアイツ等なりに必死で生きてるんだと伺わせる裏エピソードがDS版以降度々語られる様になり中には仕事クビになって転職する者も出たりと生々しい黒い任天堂要素も(^^;
カッペイさん(ぶつ森界唯一のUMA)船乗りさん
キューブ時代は南の島への送り人という役所でしたがDS版からはシステムの関係上、島が廃止に=廃業しタクシー運転手にwii版ではバスの運転手にとエン転職してその際プレイヤーに対し
「やりたい事は今の内にやっとけよ…歳とったら嫌でも出来なくなるからな…」と悟り運転席のバックミラーには船乗り時代のストラップをぶら下げてるあたり過去を引きずってる等妙に切なさを覚えさせるキャラに(一時期エロガッパと呼ばれていたのにね)
そんな彼も紆余曲折の末3ds版ではボート乗りとして結果的に元の鞘に落ち着きましたが(^^;
小学校の頃に初めて株の言葉を知ったのが
日曜にカブを売りに来る🐗イノシシのカブリバ婆さん(カブ・株をかけての駄洒落ですが)から買ったカブをに買い取り価格より高額で買い取ってくれるカブ価を賞味期限一週間の曜日内で狙う
実際株の投資こと大人の世界を子ども向きにオブラートに包んで表現しており成功したら一攫千金失敗したら赤字の大暴落と食べ物での例えが何とも皮肉が効いた駄洒落ではあります(親に「株って何?」と聞いたら何処でその言葉覚えたんだと言われましたが)
現実でも有り得るグレーゾーンの象徴つねきちとホンマさん。前者は珍しい家具と称し高額に売り付け一般にも売ってる物も例外ではなく珍しいと一転張り
DS以降は芸術品と称し贋作も交えるたぬきちとは対の商人で商品を買った時と買わなかった際露骨に態度が違ったりとこういう人日常の買い物どこにでも居たり
又後者のホンマさんは初登場時は明らかに怪しい保険の加入をしぶとく進めて断るとチッ・ε・)
「テメェ今舌打ちしたな!?」とあからさまな態度(そんな人も現在まともな職に更生)等一見メルヘンチックに対しこういった現代社会の腹黒い面についてリアリティが上がるギャップも楽しみの一つです(^^;
その他、メイン以外の住民キャラにも様々な
個性豊かなデザイン種類もありますが中には
ロボットや土偶等どう見ても有機生命体とは思えない存在も一部おりこの頃は滅多に引っ越してこないレア住人と呼ばれてました(今ではカードがあれば好きに呼べるいい時代になりましたな)
メディア展開
そんなどうぶつの森はゲーム以外にも
フィギュアや漫画、劇場映画等様々なメディアで展開されフィギュアといえばamiboやねんどろいど版が知られてますが
昔GC「+」の頃ミニチュアシリーズが発売され
元がドールハウス的世界観なので愛称が良く当時いっぱい買ってもらったのを廊下に並べて再現したら家に帰ってきた祖父に踏み潰されたのを今でも覚えてます(俗に言う怪獣映画的シチュエーションでしたよ)。
他にも携帯用のストラップやぜんまいで進む
カッペイ人形等々豊富でチョコエッグ版の元祖とも(^^;
唯一、同スケールで残っていた
ガチャのラコスケ(🏠とセット)
漫画版の数はGC版の頃から結構出ており全部紹介するのは流石に無理でしたが昔読んだ順に古い方から紹介しますと「火の玉4コマギャグシリーズ」の単行本が数冊出て当時は様々な作家さんが描かいた二次創作系アンソロジー本が書店に並んでた時代だったのでこの本が出るのを楽しみに定期的に通ってた良き思い出の一種(無い時はかなり凹みましたが)
持ってる内、比較的綺麗な状態で残ってたのが
コチラです(後はボロボロよ(^^;)
コミカライズもたくさんあり
今は無きゲーム誌「ニンテンドーキッズ」で連載されていた「ぷりん村日記」。
コチラは単行本一巻のみで雑誌自体の廃刊と共に連載終了したので最終回分が未収録なままなので今後今までのコミカライズまとめた再編集版として出るのを未だ希望しております。
ファミ通DS+wiiで連載された
「とんぼ村だより」。
コチラはちょっとした探偵物要素を加えつつ
やってる事は他愛ない日常物で好きですが
下の単行本二巻は掲載誌の付録限定扱いでメルカリ等中古で探すしか方法はないのですが機会があれば読んでほしいコミカライズではあります。
コロコロの方で連載されたコーヘー作版
全二巻出てますが他のコミカライズと一閃を画す物でタッチ等は元のゲーム版を忠実に再現しつつ
作者のコーヘー先生節際どいギャグをかました
別名「俺のやりたい事を全てぶちこんだ」漫画で基本世界を下敷きにくっだらないギャグのぶっ飛ば具合は狂気を感じさせる子供向けの皮を被った大人の本気の悪ふざけ作品となってますのでよっぽど疲れた時に読むのが推奨されます。
2006年に公開の劇場用アニメ
「劇場版どうぶつの森」
コチラはDS版おいでよをベースの
完全オリジナルストーリー長編作で後でDVDを買って観ました(当時高校受験のダークサイドな時期だったので)。
昔、カービィやFzeroといった任天堂ゲームのTVアニメ版が流行ってた流れの中、劇場用として出た珍しい例でコチラはゲーム内の四季ごとに村に引っ越してきた主人公の一年間のお話が進むオムニバス作品でゲーム中のピポパポ音の任天堂語ではなくボイスで喋るのはアニメ版ならではですが
タレントさん声優としてギター🎸持ってる犬の
とたけけ(ムーミンでいうとこのフナスキン)の声に小栗旬
リセットしたら常にキレるリセットさんの声には
お笑い芸人キム兄こと木村祐一さん(カンニング竹山さんが適任だと最初思いましたがコチラもいい感じのイメージ通り)
不思議なラッコのラコスケには映画監督三池崇史さんがゲスト声優として参加されておられました(殺し屋1、悪の教典等暴力映画を撮られた監督とは思えない役所(^^;)
amiboカードの原典?どうぶつカード
そのamiboカードの前身がGBA時代より
周辺機器カードeリーダーに「どうぶつの森+カード」が発売されてこの頃は今と違い裏に記してる「あいことば」を手紙(誰宛でも可)に書いて出すとカードのどうぶつからプレゼント付の手紙が来たりカードによってはミニゲームを遊べるオマケ要素でしたが
e+の頃よりカードeリーダー+でカードの住民を
村に住まわせる様に対応してから当時より需要が増えてe+版と題したカードも第2、3弾と続く程
コラボアニマルズ
そんなぶつ森カード💳で新たに出来る様になったのが発売後でもカード専用の新規キャラを増やせる事で今でいうとこの有料コンテンツ的印象ですがカードで集めるコレクター性が高かったのでマイナス面に見られる事のない商売上手な策で
他メディアとのコラボで専用の新キャラも出していた事もあり代表的だったのがサムネにも出したコチラの二名(匹)
「シナビル」「ニンドリ」
新規層が見ると「誰?」と言いたくなる第一印象ですがe+発売後に情報雑誌とのコラボで生まれた鳥類で
左のシナビルはファミ通で当時連載された
みずしな孝之作「いい電子」コラボ用キャラで
任天堂からの依頼で書き下ろし原画を元にCGで作った経緯が四巻目に載ってますが作者のみずしな先生の自画像(当時坊主頭)をモデルにしてるので非常に人間臭い顔が特徴(因みに家族に見せたら知人のおじさん似だとか^^;)で当時ファミ通とファミ通キューブ両方に付録でが入ってました。
コチラが原画絵でファミ通曰く表情の元ネタは
野球で負けた際の顔説
この顔
もう一方ニンドリくんはニンテンドードリーム用に当時デザインを読者に募集しコンテストで優勝した方のデザインを今後のマスコット及び付録として採用と特殊な形で誕生した経緯があり優勝した読者曰くオレンジ色のGCがモデルで後頭部にGCカバーがあり頬は通気孔の穴になってる等、大変凝ったデザインで任天堂ゲーム雑誌として相応しいマスコットに(因みに私が出した方は見事没になりましたとさ^-^;)
ただこの二名コラボ用ゲストなのでe+以降は
残念ながら続投出来なかったのは勿体なく
特においでよでニンドリくん出なかったから主人公キャラにマイデザ帽子を被せ無理矢理ニンドリくんとして出し雑誌公式オンライン交流イベント等やったりしていた苦肉の策(多分プレイする編集部員交代式で相手のチャットに中々応じられず無口キャラに改変)でしたが3DS版「アイルー村」ではコスチュームとして復活していたのであつまれで復帰の可能性もいつか…
そんなコラボキャラとして3DSのとびだせでは
身内ですがゼルダキャラも登場したり
モンハンからはアイルーもポカポカ村のデザインでゲスト出演
上記の方は対応amiboがあれば呼び出せますが
配信キャラとして文房具のフエキくんモチーフの
のりぼうやサンリオモチーフ動物等々登場したりとe+版以上の秀逸なコラボが印象的でした(のりぼうの扱いが勿体ない等色々ありますが…)
コラボ世界にとびだし

村から飛び出したぶつ森は
スマブラ モンハン マリオカート等々コラボも果たしておりました。
スマブラの方はイメージに合わない手前まず
ないわなぁ概念を覆した当時衝撃的な参戦で
可愛い顔してオノを振るわボーリング球ぶつけるわ殴るわ切り倒した木で下敷きにするわ等々ギャップの凄まじさからこれまでデフォルトの存在でしかなかった主人公キャラに腹黒属性を付けて
後にamibo+でむらびとフィギュア使用するとネタを反映したやり取りがある等公式化してますが
マリカーではしずえと共に参戦しコチラでは
腹黒は反映されないものの結構好きな組み合わせ
モンハンではアイルー用コスとしてしずえ&リセットさんがデビューする面白いコラボも(猫じゃねぇじゃんは置いとこ)
ジャンル化の宿命
2001年の64版が口コミで注目を集めたGC版からスローライフ物としてのジャンルが成立した頃、いたちごっこ式に似た様な作品が他メーカーより量産される等良くも悪くもスローライフ物の型になったという皮肉が御座います(ぶつ森に限らずヒットしたマーケティング上の宿命)
代表的な物を集めたのがコチラ
GBAより「ちょびぐるみ」PSP「福福の島」
等々あり誇張ではなく口コミや雑誌のレビューでも指摘されプレイしたらまんまじゃんな印象ですが特にKONAMIより出た「とんがりボウシ」はハッキリ言ってどうぶつの森とハリーポッターをごちゃ混ぜにした大胆な作品で
よく任天堂から訴えられなかったなぁと
思いつつそれなりにプレイして楽しむミイラになったミイラ取りですが(^-^;
因みにこのシリーズの作り手の内田明理さんはその前にランブルローズという女子プロの格闘ゲームやラブプラスといった全国のチェリーボーイ🍒の救世主ともいえる方でこういった全うな作品を作った際「一体何があったんだ?」とランブルローズの事を黒歴史にしたがってる節がおかしかったですが(^-^;
もう一個だめ押しに紹介するとエレクトロニック・アーツより出てる生活シミュレーション
ザ・シムズ シリーズ。
余談ですがぶつ森以降一旦止まってたシリーズを次々出したりぶつ森に対抗してかそれまでリアルなデザイン路線を変えた「ぼくとシムのまち」等シリーズ化される等、スローライフ物が与えた影響力が大きかったといえます(^-^;
箱庭の根本
2001年の一作目から数え20年近くこのシリーズが世界に愛される要因はいくつかありムーミン等永遠の日常物世界に入り込めたる等、深読みがいくつも可能な作品ですが
根本的な要因は箱庭ならではの部分について
「心を映す鏡」と触れましたが箱庭とはそもそもこうやって遊ぶ物ですよと説明の「型」以外にも本質は自由に想像して自分だけの箱庭世界を作るのが本来の楽しみ方だと思ってます。
レゴでもドールハウスでも最初は型通りに作り
次第に自分なりの作り方が自然に閃いて来る
自立心を育てられ本来教育というのは大人に成長していく子供の自立を促す事が役割で
箱庭ゲームも目的以外にも自由に動き回れるからこそ各々独自の楽しみ方を開拓できるジャンルで箱庭物代名詞マリオ64の方もクリア後も頭の中でストーリーを色々二次創作的に想像し遊んでた時期もあったので
どうぶつの森はエンディングがない故に遊び方を自由に想像して楽しめた結果が上記で挙げたコミカライズや映画版の様な創作物語を作りたくなる程(アイカ村について色々考察された都市伝説の様に)なので
決して正解はない分、楽しみ方はプレイヤーそれぞれに託され各々の視点から最新作のスイッチ版と平成初期から令和までシリーズが紡がれて行き
どうぶつ達の家作りしたり自分だけのキャンプ場作りと村からとびだして今度は島作りとシリーズの箱庭要素が進化してここまで来た感じがします
なのだあつまれが楽しみである最大の理由の考察回との結論でしたm(__)m