SEGAの贈るキラータイトル龍が如くナンバリング
最新作こと「龍が如く7」。
アクションからRPGと大胆なジャンル変更によるバトルシステムに物議を醸す中
どういった内容で新規ファンは勿論、既存ファンを取り込んでいくのかについて予想レポートの章
題して
「一番=ナンバーorオンリー?
The Ryu ga gotoku tne face」
改めて概要を挙げると6以降の展開といえば
スマホアプリとなったオンライン
龍が如く2をドラゴンエンジンでリメイクの極2
北斗の拳ともコラボした 北斗が如く
キムタクが如くする ジャッジアイズ 等々
いくつかの新作は作られどストーリーの流れとしてはシリーズの主人公で伝説の漢.桐生一馬の物語の最終章6以降ストップしてたナンバリングが遂に動き出す
気持ち的には同じ6で完結のスターウォーズEp7で続きが見られるのとDBZが超になって続きが見られるよくも悪くワクワクぅな感じで良いですかね
ただ前述した様に、桐生一馬から春日一番という当初のファン曰く「誰?コイツ」なリアクションが多かった新参者とジャンル変更に戸惑いの声が絶たない印象の今回の「7」について語る前にそもそも…
改めてどういう話?
この辺りは何とかぺディア等の某ネット辞典でも調べられますがざっくりいうと
「裏社会だけど勧善懲悪」
当時PS2の無印だった一作目のファミ通クロスレビューの引用ですが
ヤクザとか出て来て「おう!ゴラァッ!」等物騒なワードやまな板でソーセージを切るイメージを浮かべ好き嫌いが別れそうな裏社会物に見えるんだけど
実態は陰謀に振り回されつつそれ等と戦う元極道桐生一馬が主役の大河ドラマともいえる作品で
友人の身代わりにとはいえ居場所を失い仲間もない孤独な男が同じ様に命を狙われてる少女との出会いにより仲間を得て自分のアイデンティティーと生き方を見出だしていくそういう話で
賛否が別れつつ一区切りとなった「6」では
真島の兄さんや冴島や大悟といったシリーズでは縁の深い人物があまり絡まなかったり神室町一部交通不能等の不満点はありつつ話の構成としては最初の一作目を意識しつつ対比の話となっており
親としての役目を終え 物語の表現台から去っていく桐生一馬の一作目を通して積み重ねたケジメを付けた着地となってるので
一作目は勿論、5でのビターエンドな落ちが布石となっているし特に好きな時代劇スピンオフで未だ極リメイクを希望の「見参!」をプレイした後だとより感慨深くさせる内容としては6は絶対嫌いになれない作品です(まあせめて花屋は出して欲しかったかなぁ(^-^;)。
今更ながら主人公&ジャンル変更の訳
桐生一馬が主人公の話は6で完結しちゃったので
以降は極2や北斗ではケンシロウの中の人として+モデル換えverとして桐生続投しつつナンバリングとしては話がストップしておりましたが一応の続きである「オンライン」や「ジャッジアイズ」で世界観は共通しているものの主人公を変更した作品は作られましたが
今回動き出した最新作「7」は事前に告知された通り主人公はアプリ版同様の春日一番という桐生ロスファンからしたら「誰やねん?!お前」的反応したくなるキャラで更にアクションからRPGと巨体なハードルを抱えてますが改めて春日とは何者か?を分析してみると
ソープ嬢と誰か解らない男客の間に身籠って生まれたのが春日で実の両親を知らないまま育ちアプリだと神室町の何処か詳細が不明でしたが今回の7あらすじによると桃源郷で産まれたとなっておりシリーズファンから聞き覚えあると察しの通り
一作目で桐生と真島の兄さんとの戦場になりメチャクチャにして廃墟と化したあそこで産まれたのが一番。
産まれた頃はそうなるずっと前で成人後は
ずっと刑務所暮らしでまさか自分の産まれた場所があんな事になるとは知る由もなかったみたいですが(^-^;(間接的に伝説の男達と因縁があるかも)
幼少期は当時の店長と神室町の住民全てが親代わりで育つもまだ年端もいかない子供にとってはちゃんとした教育環境ではなく育ての親であった店長が死んだ事も合間ってグレてしまい青春期は喧嘩に明け暮れてる中運悪くヤクザのチンピラに監禁される中、指詰めてまで助けてくれたのが東城会直系荒川組組長の荒川真澄という人物に救われたのを機に親っさんと慕い極道の道に入った経緯
この辺りオンライン版と同じながら北斗が如くで原作と分岐するケンシロウ同様に一番はアプリ版と7とで運命が分岐していく
…ここまで春日の基本情報で
オンラインで事前にキャラ公開されてるとはいえ全員が全員プレイしてる訳ではないのでいざ正式に公開されると「誰?この子」的反応は見受けられ桐生ロスの影響力が強そうですが
まあ6路線まで行くと物語上既に桐生一馬の存在が伝説級に大きくなり過ぎた事もあり
龍が如くといえばご丁寧に前作シリーズのあらすじをダイジェストに紹介してくれるパートがあり
シリーズを一回もやってない新規層でも違和感なく入れるのが良点だったりしますが前述の桐生は毎回能力値がブランクでリセットされるとはいえ人間的に成長し切ってるので話が作りにくくなり
シリーズ経験者はともかく初心者が伝説のキャラを操作するのには違和感があると
メタルギアの産みの親である小島監督も過去同じ発言をされていた事から一元さんも感情移入しやすいキャラに交代する様にシリーズを追うごとに世代交代は遅かれ早かれ避けられず
4で秋山、冴島、谷村、5では遥、品田といった
桐生以外の人物に視点を加えた物語も絡まる理由とも考えられ(同じメーカーの作品の街、428を彷彿する要素で好きですが(^-^;)。
6で桐生の視点に絞りドラマとして徹底的に描く事でプレイヤーにとって思い入れの象徴である彼が
去っていく物語の巻く引きがメタ的にもリンクしているので正直これ以上は描き様がなかったし
これまで数多くの強敵達を相手にせれど
桐生の人生史上一番の強敵といえるのは
黄龍を背負いし郷田龍司をおいて他にない事は
極2で明らか
世界観は引き継ぎつつ桐生と180度違う人物像の春日にバトンを託した理由とも考えられ後継を託された一番の役割を考えるとビジュアル上歌舞伎を意識した0のバブル期を彷彿させる人物像で
出所後の環境変化は正に浦島太郎状態といってもいい程様変わりで消費税10%に羽上がってるわ親と慕ってた人の裏切りわで一度ドン底に落ちた男が頂点こと一番を目指すサクセス物となってる事から桐生ロスの神室町及び今の時代に必要な存在ともいえて
良くも悪く上も下ものび太くんスネ夫くんしかいないといっても過言ではない世の中であり前述の増税の件も合間ってかつて真島の兄さんがバブル期に憂いてた様にこの2019年で不満に慣れ過ぎて「そんな事端から期待しねぇよ」癖がもう末期なレベルにまで来てる考え物
桐生ロスも合間ってモラルや夢を見失いがちな現実に桐生に代わる新参者がヒーローに育ち歌舞伎という文化がまだ通用するんだという事を世の中に思い出させる人物に育ってほしい願望があります
そういう意味では花の慶次現代版を意識してるやも(^-^;
声優が中谷一博さん龍が如くの桐生の親友の錦山を担当し赤の服装と性格も0の頃を彷彿とさせ春日の背中の刺青は龍魚つまり滝を登り切る事で龍になる鯉という意味合いから錦の生まれ代わりと見ても良く無印で基本冷徹ながら0でキャラが掘り下げられ極で隠された事情と苦渋を舐めさせられた
錦を今回用にリイマジネーションし復活させ目指すべき龍にならんとしてる説
ただジャンル変更のRPGと聞くとネガティブな反応が多く私も戸惑いを割り切れませんが龍が如くとうば爽快感がウリの格闘&ヒートアクションの一撃必殺が魅力でしたがドラゴンエンジン導入した「6」では顔どアップの覚醒技はあれど全体クセが強く「ファイナルファイト」という作品により近い操作感ですが爽快感に欠けるのがネックで極2は改善されるもオリジナルより爽快感が…
アクションとして傑作作のジャッジアイズは独立した作品なのと北斗が如くはドラゴンエンジン仕様でないものの操作感が良く後に3、4、5のHD版リリースに戻った従来のバトルシステムにより
アクションとしてはハードルが上がり過ぎちゃった節もあるので主人公交代と共にRPGへの路線変更した要因の一つとも勝手に推測しております。
PVで正式公開の「ライブコマンドバトル」を見る限りアプリのオンラインでのバトルシステムに近い要領の印象で多分据え置き機用に発展したともとれます。
体験版で実際に触れる日が来るまで真価が待たれますがオンライン版をベースに考えると回りが常に動いて止まらない系も同様で
要はターン制というよりキャラのメーターが溜まるとキャラが攻撃する順番になる仕様で要はメーターが早く貯まったもんガチみたいな見方で捉えて良くインタビューではオート機能でキャラが勝手に判断して戦ってくれるので作業しながらオートで自動的に経験値を稼いでくれる遊びも可能ということに(^-^;
ただヒートアクションといった類は健在でRPGにした事でアクション物よりゲーム作る容量に余裕が出来てるので過去最高になりそうなのとQTEといったコマンド等は健在と見て良さげで
作り手曰くドラクエを意識してるとあり職業変更のバラエティに富んでる内容なのは間違いなしですが世界観的にドラクエというより…
同じテイストの銀魂DSゲームを連想させるのでむしろコッチに近い印象(一回ガチで銀が如くとか作ってくれないかなぁ(^-^;)
アプリ同様チームを編成できますが気がかりは…
春日影薄くならない?問題
チーム編成できる事で事実上、春日以外のキャラも育成しバトルできるみたいですがアプリ版にて初回得典&期間限定ガチャで入手した真島の兄さんや郷田龍司といったユニークキャラをメインにしてプレイしてるとドラマでは主人公の筈なのに戦ってるのが違うキャラ…てことは
春日の影薄くならない?問題が浮上
まあ流石に「7」では春日のみ外せない主人公補正はかかりそうですがもしそうなったら皆、真島の兄さんや小野ミチオといったキャラをメインに(この記事書いてる奴が特に)しそうで春日=主役の印象が薄まりそうですがフォローしておくと後々ラスボスとなると龍お約束の裸での一対一のタイマン勝負が待ってる筈なので春日をちゃんと育てないと
レベルの低い状態の春日一人でラスボスに挑まねばならずあっという間にボロ負けになんて事にも
そういう意味で中の人繋がりで演じた錦と同様のダークサイドを背負ってる因果とも(^-^;
あの人達は今…
レポート上、本命の件で基本的なお話はアプリをベースとしてるので警察・近江連合が結託したとされる「神室町3k作戦」により東条会が崩壊と
6であれだけ桐生さんが命張った努力の顛末を無かったことにするといっても過言ではない衝撃展開で堂島大悟の逮捕、真島や冴島といった主要幹部の面々が行方不明になるクリア後を振り替えると
桐生さんよぉ 全然東城会のバランス保てられてねぇじゃんかよぉ…
と一体6での戦いは何だったんだともいいたくなりますが過去のサブストーリー登場の名キャラも今作では仲間にできるとの事
小野ミチオ、オムツ組長といったインパクト抜群の人は勿論、どうみても某殺人鬼の人にしか見えないホッケーマスクの人等この辺りは前のクランクリエイターの要素を踏襲していると思われ
前述の真島や冴島といった人物も仲間に出来る機会もありそうですが個人的に気になるのはボブといったドラゴンエンジン以降見かけないあの人は何処かしら?
気がかりといえば神室町のダニこと谷村正義
ポジション上は伊達さんの部下の筈ですが4以降は登場せず6に至っては生まれ育った亜細亜街は中国マフィアに全焼させられ土地乗っ取られたにも関わらず何故か谷村のたの字も出ず
性格上、亜細亜街をあんな事されて黙ってる筈がないのですが演者が楽しいネルネルネルネ事件で失踪の件も相まってか桐生の回想にも最初からいなかったがごとく存在が抹消されてる感もあり
HD版では新役者に顔整形したのであれからの現状がずっと気になりオンラインでのキャラストーリーでは一応登場はするものの4からの時勢がそれ程経ってないのと
サブストーリーで関わったナイールの連絡にも何故か出なかったので7での谷村の現状について語ってほしいところ(左遷されてる可能性も)
真ボスどうするの?問題
龍シリーズといえば完全クリアのお約束の
真のラスボス 亜門 が浮かびますが
これまでのボス敵とは比べ物にならない位の戦闘能力とミサイルだのビームだの世界観を無視した超常的能力を披露してきたグラサンの人
舐めてかかるとゲームオーバー地獄は必須ですが
7がRPGという事で当然彼との決戦も今までとは勝手が変わってきそう
レベルMAXに育て上げても苦戦は免れず
プレイヤーのアドリブ含めた操作テクニックも必要になってきたアクション向けのボスですがRPGだと敵の攻撃を避ける事は基本出来ないので
間違いなくシリーズ中、一番厄介なもといウザさが極致まで来た亜門にはなりそうだ…
多分RPG変更に対する批判がこいつ一人で集中しそうですが亜門の更に刺客を用意しておくべきでは?
それは誰かというと言うまでもなくこの人でしょ
伝説の龍を(^-^;
最終関門として小野ミチオの頭を取って中から
桐生さんが現れ彼に勝つ事こそ春日もプレイヤーも真の意味でバトンを受け取ったカタルシスになりません?!これ(あくまで個人の予想です)
人気が出れば…
春日一番として本作が成功しシリーズ存続ともなれば今開発中とされるPS5向けに
時代劇スピンオフ第3弾
…もあり得そうな
春日のキャラを考えれば石川五右衛門か前田慶次を勤められそうでかつての龍維新でそうだった様に歴代キャラは勿論、桐生一馬とのクロスオーバー実現も夢じゃないかも(桐生パートがアクション寄りで春日がRPG寄りとかあくまで予想)
という訳で何だかんだいいつつ出たらプレイするしかあるめぇよな感じで一人ひとりが応援する事で今挙げた妄想が真にひょっとしたらなり得るかもなので見捨てやんといてm(__)m
な感じで期待 あと オンラインは基本無料なのでRPGに戸惑う前にまずコッチから感覚つかむ方を推奨します。