最近ネットで話題となり某スマイル動画では
いつの間にか閲覧数がスゴい事になってる
謎の新アニメ「ポプテピピック」スタートされましたね

↑コチラがそのポプテピピックの主役の一人
ポプ子、相方にピピ美がおります。
そんな一話目の感想とどんな作品か
原作を全くのまあったく読んだことのない
にわかいちげん知識で語って参りますm(__)m
↑こちらがこの物語?の主役のお二人
(右の小さいのがポプ子、左の顔長いのがピピ美)
元が四コマ漫画で一見ほのぼのとした感じですが蓋を開けると予測不可能なカオスな混沌とした
全編無法地帯という言葉が相応しいと言えます
どんな内容か大雑把なジャンルで一言述べると「やおい」コメディで
最近同人誌で使われるアレな意味でなく
語源のやまなし オチなし イミなし の三種の頭文字を繋げたイニシャルで
お約束的ストーリーや舞台の世界観設定等はなく
起承転結を無視したとにかくキャラクターだけで勝負する特殊なジャンルで私の知ってる範囲で例えるなら新聞や雑誌に掲載されてる四コマ漫画的な感じだったり漫★画太郎作品やパロディ洋画の計画シリーズに近い部類で
とにかく下ネタやパロディ等含めたギャグをガンガン連打していき中身云々よりそのくっだらなさから生まれるインパクトをウリにするジャンルで
こういうルールに縛られない系は一見好きにやれる感じがしますがやりやすい様で実は意外と難しく作品そのものを投げ出した結果科学反応を起こせる程のセンスが問われる特殊なジャンルだったりします。
個人的にこの手のジャンルの面白さは
混沌と書きカオスと読む狂気のインパクト
漫★画太郎作品では凄まじい線の書き込みデッサンとか下ネタ、バイオレンス含む阿鼻叫喚としたタッチにコピペしたコマを何度も置くコマ割りが良くも悪くも見る者に強烈なインパクトを与え
内容うんぬんより滲み出てる狂気ことカオス感そのものを楽しむ特殊なジャンルで
ぶっちゃけ面白いかどうか人を選びますので作り手のぶっ飛びセンスが問われるのですが(^^;
そんな言われる前から自分で言っておく清々しさすら感じる自らクソ作品と自称するも逆にどんな内容か気になる本作はねんどろいど化の記事で初めて知りましたが具体的にどんな内容か近くの本屋では取り扱ってない=全く読んでないので今回のアニメ化された本作の一話目を某スマイル動画で早速観てみる
最初の冒頭は全く違う感じの明らかにラブコメ調の別アニメが流れ「あれ?観る物間違えた?」と困惑させオープニング映像など普通に流れるので違和感を抱えたまま観てると
んな訳ねぇだろぉ!といわんばりのタイミングでタイトルを引き裂いたポプ子が顔面どアップで宣言。
さっきまでのくだり実は単なるフェイクで
こっから本番!という似た演出なら男はつらいよや銀魂など同様の演出を数多く見てきましたがその中でも一番気持ちいい感じ
冒頭のうる星やつら的なアレは個人的には苦手で無駄に作り込んでるオープニングのクオリティまでもがフェイクと判明するまでチャンネルを変えたくなる居心地の悪さの絶頂まで来たタイミングでこのかましは正直 ヤッター( ≧∀≦)な気持ち
そっから元が一応四コマということでオムニバス形式で様々な短編集とここまでならサザエさんの四コマエンディングをベースにした感じかと思ってたらやってることは明らかに四コマ漫画の
起承転結を無視したくだらないことやパロディを延々とぶちこんでいくかなりきわどくやりたい放題な展開へ突入していき
まず最初の飛行機内サービスの「ビフォチキ」と声をかけられキレるポプ子とそれをなだめるピピ美など明らかに四コマの成立を無視したワンシーンから冒頭のフェイクパートと落差を感じさせるわざとショボいシュールなスタートし
そこから昔からよくある学園物のパンくわえてダッシュしてたら同級生とぶつかるお約束展開からどうみても「君の名は」のあからさまなパロディが流れそっからどんどん作品全体のシュールさが暴走していき
となりのトトロやポケモンやsfに某横スクロール風ドット等とにかく著作権?何ソレ食えんの的に元ネタが新しい古いの含めどこかで観たような危ないパロディが次から次にめまぐるしくぐちゃぐちゃにミックスされていき
スカイリム冒頭のワンシーンまで入れてくるところはプレイした派ならあ!といわせたり
特にNHKのリトルアンドチャロ等の英会話物語のCGを使ってる本家をキッチリ再現してる分悪意を感じるパロディのオチとかは正直ふきました。
この模様前のおそ松さんでも版権物のパロディネタがワンシーンに大量投入したDVDに収録されてないらしい幻の一話ネタを彷彿とさせ
こういうストーリー性すら投げた本作ならではのパロディの使い方がくっだらなくも逆にそれが面白くて大好物なのですが後でコレDVD化にするときどうするんだろう(^-^;な心配
多分お蔵入りを見越してか本作尺30分枠なんです
普通この手のギャグアニメはどんだけ長くても
10~15分が限度だったりしますがえっ?30分
どうするんだろうと思ったら再放送と称して
前半Aパートでやったことを後半Bパートで基本そのまんま流してたり普通この時点で手抜きですが
メインキャラであるポプ子とピピ美の声はAパート、Bパートそれぞれ違う声優を起用してる字幕の帝王シリーズ風の仕様で
Aパート
ポプ子 江原正士
ピピ美 大塚芳忠
江原さんはナルトではガイ先生を演じたり
大塚芳忠さんは数多くの番組ナレーションに吹き替えなど両者とも幅広い貫禄のあるお人ですが
演じる主人公は一応中学二年生の女子です。
中の人おっさんやろ
とあからさまなミスキャストも狂った世界観を
表してるといえ裏声で女声にするかと思えば
どう聞いてもメインおっちゃん声でこの時点で露悪的な悪ふざけですが
Bパートこと再放送版ではイメージに合った声優さんに今ごろこっそり変えております。
さっきの15分はなんだったんだ?!
とはいえ前半Aパートのでオチ的悪ふざけキャスティングの声が耳に残ってるので後出しじゃんけん並みのイメージに合わせた声に変えられると
なんなんだコレは(^-^;
と誉め言葉なカオス感が漂います。
因みに使い回しとは書きましたがさっきのパートでやったかなり際どいパロディをそのまままた流す図太さは自主規制に対する悪意とアンチテーゼを感じさせる斜め上な対応で褒め称えたい(^-^;
とはいえ冒頭のフェイクシーンをそのまんま流用するのはいくらなんでも酷いと思いましたけどね
Aパートの15分をBパートでそのまんま持ってきて
また15分同じの見せるよっぽどの地獄等このへんは悪い意味で(^-^;
ここら変キャラの顔中の人の実写顔にするなり同じくだりなんだけどもあれ?記憶と違う薄気味悪さを出せばこの作品の観るものへ侵食してくる狂気感が出てるんですが
とはいえアニメというものの面白さの興味を覚えたのはホント久しぶりで最近映画や海外ドラマ(ゴッサム、ウォーキングデッド等)を観て離れていた自分もこれからの展開というか放送が楽しみだぁ

