語 グリーンインフェルノ | マシュレポ(@ω@)y-゚゚゚

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ゲームや漫画の紹介又は語ったり、時には実験したりラクガキしたりと…

様は何でもあり
それでもよければ是非
覗いてやって下さいませ

おいでよ食人族の森♪



「グリーンインフェルノ」

あらすじ

娘「ママー眠れないよー」

母「あらあらしょうがない娘ね。
素敵なお話聴かせてあげるわ

娘「なになにー」




「じゃん!グリーンインフェルノ」

娘「やったー!ハンバーガー食べながらだと三倍楽しめる緑の地獄だーワーイ」


そんな






緑の地獄本当のポスター↑

本当のあらすじ

食人族を鬼才イーライ・ロスがリメイク
絶滅危惧の原住民ヤハ族を救う名目のデモを起こした若者グループは成り行き上参加していた主人公ジャスティンをスケープゴートに利用し工事を妨害しネットで注目を浴び目的を果たすが帰りの飛行機が事故でジャングルに墜落。奥地にて遭遇したヤハ族に捕らえられた彼等を待っていたのは人を食べるという食人族の緑の地獄であった。


昔ウルルン大陸風の予告編を観たのが全ての始まりでしょうか?

とんでもない名作に出逢ってしまったかと

三池崇史監督もカメヲ出演している拷問ホラー「ホステル」を手がけた
イーライ・ロスさんが監督。

ダンディな顔立ちのイケメン監督なだけに
予告編の冒頭で

「めっちゃグロいかんね!」

…と挨拶してる通り過激なスプラッタ且つもお話は勧善懲悪な構成で後味が悪くなくむしろ高揚感をだしバランスの上手い監督でホステル3部作も目を背けたくなる残酷描写ながらも楽しく鑑賞できました。



リメイクである本作のオリジナルに
「食人族」があり参考に観るつもりが近くのTSUTAYAでは取り扱ってなかったので
断念(・_・;)



オリジナルとなった「食人族」は
ドキュメンタリー映画を撮影しようとジャングルに行って行方不明になった仲間を探しに出逢った原住民との交流や人が人を食う異常な文化や実は自業自得だったの真相

高橋ヨシキさんの映画解説より

人が誰しも心根で持つ暴力性を描いてる作品でもあり今回イーライ・ロスが食人族をリメイクした経緯を映画評論家高橋ヨシキさんの見解では

ソーシャルジャスティスウォリアーという
ネットで正義を名乗り悪を断罪する要は
炎上 が問題となっており
解りやすくするとこういう事↓




真相がどうであれ中には便乗して面白おかしくネットで個人を袋叩きにするアンチだったりする日本でも共通の問題で

ダウンタウンのまっちゃんさんも

どこまで問題に対して真剣か疑問
恐らく真面目に考えずコイツ潰せるやろと思って叩いてる人も多いと解釈

小島秀夫監督の発言を引用すると

リアルな世界で、人の悪口を広め、口汚く
罵り、嘘か本当か分からない噂を広める者は社会生活を営めないだろう
それが匿名掲示板ではまかり通る。
それらは「ネットの闇」ではなく「人の闇」なんだな。
ネット」の対義語は「リアル」ではない

同じ一人の人間。

今思うとヒューイは白か黒か問題へのヒントともとれる発言を過去にツイートされ
世間的にはテレビでも無視することが出来なくなってるソーシャルジャスティスウォリアーによる炎上問題。

敢えて炎上狙いでわざと煽って挑発し再生数を稼ぐ某youtuberさん等ポジティブな考え方も正解だったりするので良くも悪くも結果的に観てもらってる事実でしょう


私自身、人のことは言えずブログで
散々好き勝手言う同じ穴のむじなになりますが怒りよりむしろネタとして楽しむ様な
ジョーカー的サイコ思考なので
一種の愛情表現であることだけは述べておきますし一言 大好きですから!



そんなソーシャルジャスティスウォリアーことアンチ問題に対し

だったらソイツら食人族に食われてしまえばいいんじゃねぇ?

とヨシキさんの見解通り実際に観てみると

ハッキリと…
イーライロス氏による

悪意MAXで描ききっておりマス
(*ゝω・*)ノ


こっからいつものネタバレと内容上グロい文章は避けられないし当然画像載せちゃうとこのいつ潰れてもおかしくないブログが即閉鎖しかねないので代わりに

美味しそうなフードメニューで例えながら明る~く語っていきますね。

ネタバレは勿論のこと食欲を失せるひとによっては増長させる可能性もあるので注意


緑の地獄日記その一 きっかけは



連邦管の父をもつ大学生のジャスティンの
部屋の外でニュースでたまに見る
デモ活動が起こってるところから
早くもソーシャルジャスティスウォーリアを観点に置いてる所がほのめかされてる


成り行きで原住民ヤハ族の救出を目的とした大学のサークル活動に従わないと仲間外れにされちゃうので仕方なしにに参加したことが発端になっており。

こういうサークルに限らず学生どうしでも
こういうやり取りあるよねの悪意

計画したリーダー格のアレハンドロは
表面上は正義感ありそうに見え
後半から本性をむき出しますが後程

現場で合流した他のメンバーと数名
アマゾンの工事現場へと向かう為

ボートで川をわたる途中一人が用を足すからだとかで立ちションします。

普通のホラーならこのタイミングで襲われるもしくは監視されてるかのどっちかですがまだその時ではありません

代わりにおけ毛の少ないナニの根本をアップで大写しと三池崇史さん的な悪ふざけで外します。

それからマスクと雨ガッパの様なスーツを着て木に自分をくくりつけ

「ここはヤハ族の土地だ!住民に自由を」

工事を妨害。しかしジャスティンだけ
身動きはとれず彼らに捕まり拘束され銃を突きつけた瞬間「そいつは連邦管の娘を殺そうとしている!」とアレハンドロは叫び驚愕の表情を浮かべるジャスティン

そう彼女をグループに参加者させた目的は連邦管の娘である彼女の立場をデモに利用。

強制送還されるも結果的にデモを成功させ
動画投稿サイトで確認し祝杯する面々デモの生け贄にされたジャスティンは恨みに思ってると

ホラー映画お約束のエンジントラブルを起こしアマゾンのジャングルに墜落

その墜落するまでの間メンバーのお口からイエローカラーのゲボエ出したり機内の装甲が剥がれ数人が椅子に座ったまま空中へ投げ出されるファイナルディスティネーションを彷彿とさせる事故シーンで

飛行機墜落、コックピットに木が直撃
パイロットの顔面に枝が グサッと直撃し
粉砕

既に数人が椅子に座ったまま事切れ中には頭のてっぺんがスパーキングしてしまい見る影もない仲間等


生き残ったメンバーはとりあえず飛行機から降りてみるも全員何が起こったのか解らない状況で一人はフラフラのパニック状態でうっかりまだ回ってるプロペラに頭を切られ死亡 死に顔アップの嫌がらせ付

周りの状況をみるも先ほど空中から投げ出された面子も木にぶら下がったまま屍と化すなどこの時点で死者の数がかなり出ております

食人族関係ない所で(^_^;

そしてどこからともなく飛んできた
矢で美女の頭をリンゴの様に刺される








麻酔吹き矢の襲撃でジャスティン一行は
眠らされ目が覚めると全員拘束されていた


緑の地獄日記その二、食人に~出逢った~

目が覚めるとおっかない大男がコチラを
見ていたそして自分達は拘束されていた
そうこの状況こそ自分達が
守ろうとしていたヤハ族の縄張り

ヤハ族は血の様な赤に塗りたくった肌で目に優しい緑のジャングルでひときわ目立つ色で尖った杭のような物をアクセサリーとしてお鼻に指してるなどまるで鬼を彷彿とさせる外見。

因みにこのヤハ族を演じるのは本物の原住民で彼らにオリジナルである食人族を見せてからノリノリで演じてくれたらしく
全員演技がリアルで神ってるのはその為※

※なので演じた彼らは人を喰ったりしませんがこの体験がきっかけで…という説が出たり出なかったりetc


その中でリーダー格らしき黒に塗りたくった大男に連れられた先でヤハ族達に囲まれ
お肌をペッタペタと触られる状況に嘆くしかないジャスティン達の前に現れたのは
インパクト高い外見をした長老らしきおばあちゃんがやってくる


おばあちゃんはアントニー似の顔と体格のジョナくんを選び他は檻の中に入れられます。

何を言ってるのか解らない言語なので
最初ジョナ君は助けてくれるのだろうと
期待した途端このあとトラウマスイッチが

もうねこの場面だけはマジです
もうどれぐらいヤバいかどころでなく

史上最悪です(゜◇゜)

なので代わりに表現しましょう!

おばあちゃんは魚の目玉いやゆで卵の様な丸い物が好物な模様でおふたつとも摘まんでゴックン





さらにはタン塩が好きですがどうやらこのおばあちゃんは焼いたやつより生がお好きみたいでそれもゴックン






そしてバラバラの解体ショーからのまたもや顔面アップ




そうこの惨状こそ
ヤハ族は人を食べる習慣を持つ食人族だったのだ。


この場面は無理せず目を背けるなり手で防御して隙間で鑑賞するなりヘッドホンの音だけにすることだけは警告しておきます

字幕・吹き替えの両方ともキャラ弁の如く喰われるアントニー君のボイスが神ってるので

音だけでやばいからね❤




因みにこの場面はスプラッタの切り札であり最初のホステル後半やsawの三作目以降や日本では発売出来ないデッドスペース2終盤だったり(今回はデドスペ2以来)


このあとこんがり焼いて焼いて焼いて…

上手に 焼けました♩







スプラッタ苦手な人ならこの時点で逃げたくなる…でも大丈夫(ゝω・)
  
グロいのはこれが一番で以降の展開は

嘘だったかのように

マイルドで悪趣味なコメディ色
エンターテイメント化します

まあ上記で述べた様にこのくだりだけでも
グロベスト3に入る反面それ以降この一線を越えるグロを見せるのは難しいので逆にブラックなコメディ路線に走らせるのは

ホステル3以来かも

つまりアントニー似のジョナは
食人族の食文化をみせる為の生贄
(二周目からは哀れみすら覚えます…)


そんなヤハ族ですが
ジョナ焼きを食べてる姿は意外と
マッドマックスに登場する無法者の様な野蛮な感じではなくどこにでもいるバーガーショップの客並に食べてるので先ほどのくだりを除けばごく普通の人達に見えちゃうからかえって怖いんだけどね

何より怖いのは
そんな彼等が美味しそうに喰ってるそれが
解ってても…う…うまそう
ヽ(゜▽、゜)ノ

はじめ人間ギャートルズのマンモスのお肉が美味しそうなあれ以来であれ?お口からよだれ(´¬`)がジュルゥッ

例えるならマクドやケンタッキーのCM 観てうまそうな感じで今回そう思って観るのは冷たい熱帯魚のヤバいシーンに
登場人物の高笑いにつられコチラもゲラゲラ笑ってしまうアレ以来のシンクロシーン


彼等からすれば主人公達=神からの贈り物=ご馳走らしく最初にジョナが調理されたのも彼だけ太って美味しそうだったからで残った彼等もいずれは食料にされてしまうと皆はあわてふためきますが

リーダー格のアレハンドロ君は

俺たちは工事を遅らせただけであり

幸いにもジョナは太ってた
当分一週間は持つ

そこから助けが来てやつらを一掃してくれるだろう

と至って冷静且つ不謹慎な見方に仲間達は当然怒りますが檻の外からヤハ族に監視されてるので彼等をなるべく刺激しないよう冷静にします。


仲間の女性が便意に耐えられず
檻の中でブリブリとリアルな脱糞音で
その様子を見ていた他のヤハ族にゲラゲラ笑われた後、うわぁ~くっせぇリアクション
作り手達のほくそ笑んでる絵辛が浮かび上がります。

三章 タトゥーとナゲット

しばらく檻のなかでいると
おっかない長老に何故か
仲間の女性陣三名呼び出されます。

先程の惨劇からなにが起こるかと思いきやアソコにクイを突っついて処女であるかの確認の儀式らしく一人処女であるジャスティンに長老は選びジャスティンはどこかれ連れて行かれますが

特に何もされることはなく檻に戻され
それから仲間の女性一人をこっそり脱出させ助けを呼ぶ作戦を決行し後は無事逃げ切り助けを呼ぶのを待つだけだが

しばらくするとヤハ族から小さなお椀の中にトロトロの何かが運ばれてくる。
(ソースに浸したチキンナゲットに見えなくもない)  





アレハンドロ曰くこれから食べるご馳走に餓死されたら困るだろうからの飯と解釈し躊躇いもなく貪る。

とにかく生き延びるため仕方なく他の面子も口にするが女性二人の内一人はあるものに気付く。

器の底を覗くと見覚えのある物が
そうそれは先程脱出した筈の仲間の
タトゥー
周りを見るとヤハ族の子供達も模様というかタトゥーが彫られた皮をシールの様に
身体に貼って遊んでるのだ。

それが意味するものは…そして自分が今
口にしたものは…

ショックのあまり器を叩き割りその破片で自害する女性。

この構図はカチカチ山改変前の
ババア汁ネタを連想させます。

四章 さよなら食人族、アレハンドロ


突然の仲間の自殺の中
他のヤハ族に気づかれる前に死体の口に
マリファナを押し込んで彼等をラリさせる作戦を思い付きますが

そんな状況にも関わらずあろうことか 
仲間の前でアレハンドロは○○し流石の不謹慎さに殴りかかるもそれにヤハ族が仲裁し自害した女性の死体を調理(シーンはカットされ)し最初同様こんがり焼いた際

マリファナの煙によりヤハ族達は
ラリってしまいました。

その隙に一人ずつ肩車して檻からの脱出を計るもアレハンドロが
「一人だけじゃあ俺が喰われる 」
からと仲間一名を麻酔針で指して気絶させるなどのゲスの極みぶりを披露し、しかたなく

ジャスティンとトレンディエンジェル似の髪が寂しいバーコード二人で脱出を図ります。

一方そのころ気絶させられた
しゃくれ君が目をさめるとそこには
ただでさえおっかないヤハ族がマリファナ効果で更におっかない存在となって

そっからまるでゾンビの様にしゃくれ君は貪り喰われました。そんな中、靴が気に入ったか女の子は「これはあたしのもんだ~い」といわんばりに足を持って走り去るブラックユーモア溢れる個人的に一番好きなシーンでした。

その頃、逃亡中の
ジャスティンとバーコードさんは
飛行機墜落現場へ着くと木に張り付けにされた死体のポケットから携帯を取り出し助けを呼ぼうとするもそこに来たヤハ族につかまる

目を覚めるとジャスティンは拘束され
おばちゃんに全身を白く塗りたくられバーコードさんは張り付けにされ大男に棒で全ボコボコにされた挙げ句ハチミツらしきものを塗りたくられ蟻が身体にまとわります。

ジャスティンは脱出しようにも身体を拘束されるがそこに彼女がコンタクトを持とうとした子供により助けられるそして

脱出したジャスティンはおばちゃんの
鼻アクセサリーをもぎ取り気絶させる。
(ガチで痛そう…)

その後拘束されたバーコードさんは
全身の骨を砕かれる程重傷で介錯を求める彼の意を理解してか子供は麻酔粉を吹きかけてから介錯してあげます。

ジャスティンに今頃助けを求める
アレハンドロ君の身勝手さにジャスティンは憎悪を込めた表情で見捨てます。

途中子供と別れ、追いかけてきたヤハ族から逃れようと逃げると

そこに居たパンサーと目が合うが
ジャスティンを襲わなかった
ヤハ族も追いかけることはなかった

ヤハ族が神と崇めるパンサーは相手の
善悪を判断するからであった


ジャングルを抜け彼女が見た物は
軍とヤハ族が戦闘をしていたが原始的な
武器では武装してる軍に適わず
一方的にやられ、おっかない大男もで
助けを請うように手を伸ばしていた

そんな中ジャスティンは
携帯を片手に自身の身分証明をして
携帯を叩きつける。

それを見た軍に保護されヘリで脱出。
一方アレハンドロは檻にまたがり必死に
助けを叫びますが麻酔吹き矢で眠らされてしまいました。


終章 腹ん中は無尽蔵 まだ食い足りない


唯一生還したジャスティンはあの時助けてくれたヤハ族の子供を想ってか
ヤハ族の里で起こった事をありのままに
報告をせずに助けられ他の皆は全員飛行機の墜落で死んだと報告し結果的にヤハ族を救うというサークルの目的を成就させる。

それから大学へ登校するジャスティンの前に何故か居るはずのないアレハンドロ君が感謝を述べるとジャスティンは突如牙を剥き出しにしアレハンドロ君の首にガブリ

かと思ったら夢で外を見るといつもの
デモ活動が始まっていたが違うのは
看板に描かれてる顔はアレハンドロだった


エンドロール途中

ジャスティンの元にアレハンドロの妹と名乗る女性から電話が入る。

「衛星で兄と思われる画像が見つけた話がある」とそこで物語が終わる


以上グリーンインフェルノのストーリー

イーライ・ロス氏による炎上するアイツらざまぁと全編魔太郎並みに怨みを晴らしてやりきった感はありますが

ただこの怨み晴らさずおくべきかだけの
感情だけで描いたとは思えずそこは本家
食人族へ敬意を払い「炎上問題」に対する考察の余地を残してくれたので2つ考察。

この映画を見て一番可哀想つか悲惨な
死に様を迎えたジョナ君と一番ゲスな筈のアレハンドロ君だけなぜ劇中ハッキリ喰われなかったかについて

ジョナはメンバー中唯一大人しく
前半で結果罠にはめたジャスティンに謝罪しつつも大儀の為だとそこは譲らないと
本人は決して悪いことをした自覚を持っておらずジョナに限らずサークルに参加した
メンバー全員集団心理に乗っ取って疑問を抱かずホイホイ従うイエスマンな連中に対して

本作の作り手達にとって首謀者より一番
罪深い存在であると表現する為

ジョナ君は生け贄とされる例の出来れば
二度と見たくないあの場面を表してる可能性があります。

一方この映画みる人大半が不満に持つであろうアレハンドロの処遇は
MGSVでのヒューイ並みの感情を持つであろうがこのポイントこそ作り手のメッセージ性が込められ

あそこでアレハンドロが喰われて「ざまぁ」と思わせてたら我々と関係のない勧善懲悪物になってしまう。

そもそも食人族のテーマ「食人」は
太古から歴史において人はのし上がる為に人をだまし食い物にしてるメタファーで
(例、詐欺師等)

会ったこともない民族を守るんだの建前
実際世間への注目を浴びたかったアレハンドロはヤハ族を食い物にしようとし結果
捕らわれ仲間を食い物にし生き延び様とするも置き去りにされるも最後のシーンで
どういう手を使ったか得意の悪知恵で大男と同じヤハ族のリーダーになったことから
結果彼等を食い物にした。

もう一方、生き延びヤハ族を守った主人公ジャスティンこそが一番の良心的に見えるが彼女もヤハ族の子供を守る為と真実を伏せた彼女こそアレハンドロを食い物にして生き延びたと夢落ちシーンが象徴しております。

そして「炎上問題」の真の害悪とは何か?を考察すると


昔のどのテレビ局も批判等の言葉にどれだけ来ようとも自分の作る番組をつくるためのぶれない高いプライドを持ってた筈ですが

最近になると提供側とか国家権力を後ろ盾にした批判にみんなビビってどんどん屈して集落していく一方

原因は炎上する側にあるんだ!とか
ただ呑み屋の愚痴をこぼす自意識過剰さが
逆に見透かされたりとイタい現状ですが

考え方はバラバラなのでいくら炎上や批判に対しお咎めしようにもどうにもならないので問題はそれらに対する姿勢

作った作品や番組等の行方は結局上の判断に決められるので

このグリーンインフェルノが伝えようとしてる真に害悪なのは「権力」で

生き延びたジャスティンの言葉に
真実を調べず鵜呑みにした権力側こそが
全ての炎上を招いてるメタで

下の言葉や批判を何にでもホイホイ従う
ジョナの様な姿勢の奴が権力を持つと

見透かされどんどん炎上も広まるしそりゃどんなエンターテイメントも廃れてしまう

そんな勝手な考察ですが日本のエンタメ にとっても決して無関係ではない作品であることだけはみてよかった

この映画にけしからん!素晴らしいとどう反応しようが結果
お釈迦様の手の平で踊る孫悟空の如く
我々もまたイーライロスの手の平で踊らされてる感もまた確かなので

MGSVで達しきれなかった報復のバトンを
描ききってる感もあります。

ラストみるかぎり続編も作りそうなオチですが本作に限っていえば一作完結の方が
考察の余地があるしもし続編だと猿の惑星と被りそうな気が…^_^;


まとめ


最初の出オチグロ以降の悪趣味ブラックユーモア溢れる展開は安心して見れたり
中には物足りない派とか賛否が別れそうながらも私は好きな方で楽しく見れた方です

強いていうならグロや虫を使うくだりがホ
ステル3と被りそうな焼き直し感がありますがメッセージ性とかは本作の方が上手い感じで何よりヤハ族全員が残酷ながらも
可愛く見えちゃうこのバランスさは最初のトラウマを乗り越えたときだけ味わえるので個人的に観て良かったし興味深く考察できる名作でした。


結論 ハンバーガーかチキンナゲットむさぼりながら本作を鑑賞すると数倍楽しめます。

お勧め度 ★★★★