公開時期から大分経ってるのと18時に観に行ったからか客席が数えても10人にも達してませんでした。

「猿の惑星新世紀」
あらすじ
猿の惑星の前日談を描く猿の惑星ジェネシスの続編、前作から4年後猿インフルエンザによって難民状態になった人類とサルたちとの対比が描かれる。
有名な猿の惑星のリブート(仕切り直し)で
どうして地球が猿達に支配されたかを描く
猿の惑星創世記(ジェネシス)
猿の惑星といえばパロディに使われた事があり
天才バカボンでは「豚の惑星」や
クレヨンしんちゃんでは「犬の惑星」
星のカービィでは羊の惑星ネタとかありました
前作ジェネシスでは
猿側の物語で
前作はシーザーという元は実験用に飼われていたチンパンジーが人間に育てて貰って ょんなことから檻に入れられそこで人の悪意を初めて知り
猿達を率いて自由を求め革命を起こし猿の軍団を作るまでが描かれ見所満載で
シーザーのキャラが本当に感情移入でき
観ていくほどシーザー可哀想になったり
反撃していくシーザーカッケエ!!になったり
ラストはもう泣きそうになりました(o;ω;o)
それ程前作がよく出来た名作であり
ここからどうやって無印の猿の惑星に繋がっていくんだろうかを思わせるエンディングで今作で遂に続きが観られるんだから期待して3D吹き替え版観にいきました。
ネタバレ注意m(_ _)m御了承願います
ちょっと感想を短めに語ると
冒頭では前作のあらすじをニュース形式で語り
前作のラストから今作までの間に何があったのか語られてから
シーザー猿側視点で狩りをしている場面が始まり
この部分はターザンを思わせる派手な演出と
シーザーがすっかり猿達のリーダーになり
更に結婚もし家庭を築いてたりなど
ほのぼのとした場面がなりますが
ジャングルに偶然立ち寄った人間が猿と接触
猿を撃ってしまいます。
これが発端となり人類と猿の冷戦が始まる
今回の話のテーマは 猿と人類の二つの種族との共存なのかそれとも戦争なのか
それに悩むシーザーと猿側を説得し
共存を望む人間側の主人公(名前忘れたけど)
の物語となってます。
しかし一触即発の状態から→共存までもう少しから→トラブル&誤解→対立
最終的にお互い戦い合う展開となってしまいます。
今回のいい所は前作を観た人なら
ニヤリとするシーンが登場します。(cmとかでちょっとネタバレしてましたが)
ここのシーンは観ていてジーンときたし
シーザーへの感情移入度も高まるシーンでした
ツッコミ点でもあり面白い展開なのは
前作後半から登場した強面の猿コバ
前作から観たとき続編と旧猿の惑星シリーズへの鍵を握るのではないかと予想し
本作では予想以上の大活躍をしましたが
前作でコバの境遇が語られ彼が人間をどうして憎んでるのか明らかになりそれが後半への伏線となっていますが前半まで特に冒頭のコバは
仲間思いだったり前作研究所でシーザーに助けられたからシーザーへの忠誠は本物であるから
キャラクター的にいい味もあり
人間に見つかって猿知恵でやり過ごすあの場面とか見てすごい強面なのにスゴい可愛く見えた
それが後半で銃を手にした瞬間から急に
極悪非道なだけの悪役化になるのはもったいないしいくら何でも悪くなりすぎ感が否めない…
せめて最期は感情移入が出来るようにするかぐらいはまあ
前作でも旧作のオマージュがあったから今作もにも取り入れる為にコバを完全懲悪風な悪役に処理したと思うがあのオチにするなら
最初から野心家として描いてほしかった
正直アメイジングスパイダーマン2のエレクトロ以来のもったいないだけのキャラで終わってしまいました。
後今回猿側をメインにしている反面
人類側の描写が少ない様に感じたのは残念
あのちっちゃいお猿の赤ちゃんや前作にも出ているオランウータンのモーリス君と絡んでる所とかもう少し観たかった。
でも3d演出やストーリーは面白いし楽しめましたがどっちかというと前作のジェネシスの方が好きかな。
星☆☆☆