テレビシリーズで観ていた者からすると最近の映画版は隔世の感があります。

 

 

当時の敵対的エイリアンといえばロミュラン星人やクリンゴンが馴染み深いのですが最近はとんとお目にかかりません。

 

古さから脱却した本作は映画『スタートレック』のすでに第13作目に当たります。

 

しかし、スター・トレックの良いところはベースとなる設定はどの作品にも共通している事でしょう(その点がスターウオーズと違う点でしょう)。

 

だからジェームズ・T・カーク役のウィリアム・シャトナーがクリス・パインとなっても違和感なく観ることができる。

 

今回の主要なキャストは2009年に公開された『スター・トレック』の出演契約で続編2本(うち2013年作の前作がイントウダークネス)にも出演する契約を結んでいたため、本作への出演もスムーズに決まったそうで以下がそのメインキャストである。

 

•     ジェームズ・T・カーク -  クリス・パイン

•     スポック -  ザカリー・クイント

•     レナード・マッコイ -  カール・アーバン

•     モンゴメリー・スコット -  サイモン・ペグ

•     ヒカル・スールー -  ジョン・チョー

•     パヴェル・チェコフ - アントン・イェルチン

・ ウフーラ - ゾーイ・サルダナ

 

私のような古くからのファンにとっては、彼ら若いキャスト陣にもようやく慣れてきましたね。

 

 

さて、今回のストーリーですが、敵対的エイリアンの惑星に和平交渉に行っていたカークが交渉に失敗寸手のところで母艦に転送成功、見慣れたU.S.S.エンタープライズ NCC-1701号に戻った。

 

 

カーク一行が、敵対的エイリアンとの交渉の貢物として受取りを拒否されてしまったパワーストーンは船内に厳重に保管され、ワープ航法でエイリアンたちの惑星から逃げ去るのみであった。

 

 エンタープライズが5年のミッションに就いて3年の月日が流れようとしていた。

カーク自身はもう探査の仕事へのミッションへの意欲が失せかけていた。

 

そんな中、エンタープライズは物資補給のために宇宙基地ヨークタウンに停泊することになる。

そこでカークは打診されていた宇宙連邦艦隊副提督になることを検討していた。

 

 

そこへ謎のエイリアン女性が助けを求めて訪れる、そこでエンタープライズ号は、彼女が言っていた未踏の星に不時着した探査船を捜索に再発進していくのだった。

 

その星に近づくと突然、待ち構えていた謎の異星人・クラールがエンタープライズ号を襲撃し、カークたちは辛くもエンタープライズから脱出するが、艦は敵の攻撃で墜落し、クルーは散り散りになってしまう。大半はクラールの捕虜にされてしまう。

 

しかし、不時着した見知らぬ惑星で、カークは約100年前に消息を絶ったエディソンが乗艦していたフランクリン号を発見する。

 

実は、パワーストーンがクラールの最初から目的なのであった。