今年もいよいよツール・ド・フランスの季節が到来しました。
明日7/4に5年ぶりにオランダで開幕となった今年のツールは、ユトレヒトをスタートして、途中でベルギーを通過しつつ約3週間かけてフランスを一周して、7/26にパリ・シャンゼリゼにゴールするというスケジュールです。
前日の7/3、ユトレヒトにて恒例のチーム・プレゼンテーションが行われました。
今年の7/4の第1ステージに選ばれたのがオランダの都市・ユトレヒトで、ここでの個人タイムトライアル～13.8kmがおこなわれます。
今回選ばれたユトレヒトという都市ですが、オランダのほぼ中央に位置する同国第4の都市で、
あの有名なかわいいキャラのウサギのキャラクター、ミッフィーの生誕地です。
今年で生誕60年を迎えたミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナは、オランダ・ユトレヒト出身なのだそうで、「ツール・ド・フランス」の開幕地となったユトレヒトでは好機とばかり、ミッフィーのキャラクターを積極的にPRに用いてきたらしいです。
あと、Wikiによれば
17世紀から始まるオランダの黄金時代において、アムステルダムが首都を奪うまで、ユトレヒトは北オランダ（現在のオランダ国土と言う意味で、ベルギーやルクセンブルクは除く）で最も重要な都市であった。
また、ユトレヒトにはオランダ最大の大学であるユトレヒト大学が置かれていたり、国土のほぼ中央付近という地理的条件より、各地からの道路や鉄道網の重要な結節点となっている。
1579年、ネーデルラント北部7州はユトレヒト同盟に調印し、スペインの支配に抵抗することを決意、このユトレヒト同盟はオランダのはじまりとみなされている。
1580年、スペインに反旗を掲げたいうことは宗教戦争とも言えるわけで、当時のプロテスタント政府が、カトリックのユトレヒト司教座を含む司教座の廃止を決める。
そしてスペインから独立したオランダは1713年、ユトレヒト条約によりスペイン継承戦争の和平条約としてジブラルタルがイギリス領となったのが有名な出来事であろう。