東日本大震災の発生から休園していた東京ディズニーランド(TDL)が4月15日か
ら営業を再開しました。
節電対策として、開園時間を8~18時までとし、パーク内の照明や設備の使用を
来園者の安全確保を最優先に抑制している。
震災の影響でメンテナンス中の「ビッグサンダー・マウンテン」、20日まで定期点
検中の「カリブの海賊」は休止。昼や夜のパレード実施しない予定のものもあり
ます。
液状化で被害の出た駐車場は補修が完了しているそうですが、同社は公共交通
機関の利用を推奨しています。
さて、復活できたTDLですが、浦安市内で埋め立て地域なので液状化など首都圏では
東日本大震災の被害が大きかったんですが、3/11の地震当日の出来事はさすがTDL
と思わず言ってしまうほど危機管理のしっかりした会社でした。
TDLでは、世界中共通の震災マニュアル以外に地震国日本ゆえの備えに力を入れて
きた「地震対策基本計画」がある。今回の震災では隣接する駐車場では液状化が起き
たりしたが、パーク内の被害は軽微でけが人もいなかったそうだ。
また11日の地震の当日は約2万人がパークで一夜を明かしたが、備蓄の非常食で十
分賄えた。さらに翌日ガス復旧したため朝から暖かいスープやホットドッグが全員に配
られた。
そもそも年間、160回もの防災訓練を行っているため、キャストと呼ばれるアルバイトス
タフでさえ社員並みのプロ意識が自然と働き、震災時にもかかわらず笑顔と丁寧な対
応でお客さんと接していたそうだ。
東電社員とは大きく違う、お客様意識の違いなのでしょう。