天気予報では早朝は風が穏やかな筈だった。南風が強まるまで3~4時間くらいは出来るだろうとの腹積もりです。

4時半に起床して「平塚沖波浪等計測データ」を見ると南寄りの風3m未満です。

ところが、片瀬江ノ島駅について橋を渡ると南風がブワブワと吹いている。

予報よりも強まりが早いようだ。でも、釣り場に向かった。


【天候】   晴れのちくもり

【風と波】  南のやや強い風、のち強い風。風波あり。

【潮と潮色】  大潮  満潮 3:21 / 17:15、 干潮 10:25 / 22:24 、濁りあり

        参照サイト 潮MieYell http://sio.mieyell.jp/select?po=21419  

       潮流れ 風が強くてよく分からず。

【場所】   江の島 裏磯

【時間帯】  6時30分頃~11時頃

【竿とリール】 サーフリーダー405DX、Super Aero Speed Cast(PE0.8号+力糸)

【仕掛け】 L型天秤、オモリ25号、4本針、針5号~6号

【エサ】  ジャリメ


【状況】

釣り場到着は6時少し過ぎ。風が強いためか釣り人が少ない。

大平に1名、ボラ場は5~6名。大平とボラ場の間にSトロ大好きなOさん達3名。

6月の土曜日としては空いている。


イシダイ釣りの常連さんに声を掛けて隣で投げさせてもらう。

第1投は富士山と大山の中間方向に投げてゆっくりさびいて来ると、3色地点でフルルンと心地良い魚信が入ります。しばらくさびき続けて1色に差し掛かる所で回収すると16cm級の中型です。幸先が良いです。枝針には小さなサビハゼ。

第2投は大山方向に投げる。3色地点から2色地点に入った所でフルルンと心地良い魚信が連発。

底を切って回収中もグイグイと首を振る様子が伝わってきます。元気が良い。

先ほどよりも一回り大きい18cm級の一荷でした。

2投で3匹。「これは軽くツ抜けできて早く帰れるな。」と心の中でほくそ笑んでいた。


第3投も大山方向に投げる。これは空振りでした。

第4投も同様。小さな魚信が2度あり、ピンギスかサビハゼのどちらかな、と思いながら回収すると小さなメゴチとサビハゼ。

このあたりから状況が変わってきました。魚は釣れるけれどサビハゼとかベラばかりでシロギスは釣れません。

徐々に強まる南風に怯まずに風上に向かって投げる。横風を受けるよりはマシと思ったので。

シロギスは初めの2回で何処かへ行ってしまったのかしら。


時計を見るとまだ8時。シロギスをもう少し釣りたい。南風は更に強まり船着場へ移動を決めた。

こちらは左方向から横風を受けるロケーションです。

投げサビキの常連さんに声を掛けて仕切り直しの第1投。

道糸は右に膨らみ、さびいても海底の様子は分かりづらい。

そんな状況でも弱めに魚信を感じた。回収すると20cm近い良型。しかも太い。

近くに居た別の常連さんが、「久々にシロギスを見た。」とのこと。あまり釣れていなかったのかな。
ポイントは3色エリアだったと思う。

南風は相変わらず強い。斜め後ろからの風を背にして水族館方向に投げる。

竿と糸を風に煽られるので、低く寝かしてさびく。

何度か繰り返していると、4色エリアでなんとなく魚信らしい反応。糸フケが出ているのではっきりとは伝わって来ないのでしょう。

回収すると今までよりも大きい。採寸すると20cm。今年初めてのドスコイです。


その後も風と糸フケと悪戦苦闘して6匹目。

なんとかツ抜けしたいと思ったが、南風がますます強くなってくる。

どのくらい強いかというと、採寸しようと足元のコンクリートの上に置いたシロギスがコロコロと転がって行ってしまうほどです。

さびく時は欄干に脚を付けてバランスが崩れないようにしていた。

このように条件が悪化しているので、撤収の潮時と判断し竿を納めた。


【釣果】 シロギス(20cm~15cm)*6匹


【2016年 累計】 シロギス 41匹


    一番上が20cm。みな太かった。

   160604_裏磯のシロギス

【釣行後記】

数は多くなかったけれど久々にドスコイの型を見れて、裏磯にきた甲斐がありました。

これから梅雨に入って天候が穏やかになれば、楽しめそうです。