ティップランは基本動作が大切 | ティップランエギング考察

ティップランエギング考察

バレーヒルのソルト開発部門です。
ティップランエギング、ソルトルアーフィッシングに
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まだまだケンサキイカも釣れておりますが、後2週間もすれば私も通っている行く北陸方面(石川)のティップラン遊漁も始まります

 

今年の9月15日は金曜日、そして3連休に続くので楽しみにしているかたも多いでしょうね

 

ベテランの方もいれば今年ティップランデビューを考えておられる方もいらっしゃるはず

 

シーズン最初はアオリイカの捕食活動も活発なので活性高いイカがポイントに居てくれれば余程、変な事をしない限りアタリも出てくれるはずです

 

ティップランエギングが始まってかれこれ15年、シーズン後半になってくるとテクニカルになり、アタリも少なくなりますが基本動作をシッカリ理解していれば大丈夫

 

色々と試しますが、最終的には基本動作に戻ります


人それぞれ若干異なる釣り方だと思いますが、現状の釣り方でティップランが楽しいと思っているのであれば、それはそれで良いと思います

 

無理やり普段と異なるリズムで釣りをしようとすると何かアタリに結び付かないんですよね

 

ただ、これから始めようとされる釣人さんには基本となる一連の動作を覚えていただき海況に応じて色々な事を試してアタリを出していっていただきたいと思います

 

参考の為に船が適度に流れている海況で私が基本とする一連の動作を書いておきます

 

動きに関しては当社のも含め動画サイトに実釣動画がたくさんUPされているのでそちらも参考にしていただければ思います

 

1.船べりにエギを落として着底させる

  この時、スプールエッジに軽く指の腹を当てて

  ラインの出方をコントロールしています

  *エギのウエイトですが 水深+10~20gあれ

  良いと思いますが必ず着底がハッキリ分かるウエイ

  トのエギを使ってください

 

2.エギが着底したら私はハンドルを3回程、回して

  根掛り防止含め、エギ~竿先まで張った状態にして  から1ピッチ1ジャークで誘いを入れます    

  *ラインが海中で弛んでいると最初の1~2回は

  誘いを入れてもエギが動かないと思います

 

3.誘いを入れる回数は水深、イカの活性等に合わせま  すがおおよその回数を書いておきます  

  私が実釣時気にするのが海面とラインの角度で

  海面に対して約60~80度程度になる様なエギ

  ウエイトをチョイスしています

 

  15~20m  3~5回

  20~30m  5~10回

  30~40m  5~15回

 

  *底から数m程度を誘うイメージです

 

4.誘い後、ロッドをピタリと止めてアタリを待ちます

  ロッド保持角度は水平よりもやや上側に穂先が来る  様に構えていて、その方がアタリが分かりやすいと

  思っています

 

5.アタリを目視したら、直ぐにフッキング

  活性の高いイカが居ればアタリ待ちに入って数秒

  以内に竿先に変化があると思います

  イカの活性により少し待つ時間を~30秒程、

  取る場合もあります

 

6,アタリがなければ、再度、1.に戻りエギを着底

  させ5.までの動作を3回~4回繰り返し、1度

  回収してかんなにゴミ等が付着していないか確認

  しています

  慣れてくると誘い時に抵抗が変わるのでカンナに

  何かしら付着しているのも分かる様になります

  経験上、カンナに異物が付いているとまずアタリは  出ないと思ってください

  

シーズン初期、浅場だとエンジン音、船の影をイカが嫌っている様な場合もありエギをある程度、船から離さないとアタリが出ない時もあるので臨機応変で釣りをしていただければと思います



 

上のルーティーンはあくまでも私が基本としている動作で、こうすれば絶対釣れるという事ではありませんので

 

釣場や船の流し方で基本は変わると思います

 

まずは、自分が得意とする基本動作を決めて、それでアタリに繋がらないのであれば海況等に応じて自分なりにアレンジしていってください