穂先の糸絡み注意してください | ティップランエギング考察

ティップランエギング考察

バレーヒルのソルト開発部門です。
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今年はイカメタルをされる方が増えたのか例年に比べて穂先折れのパーツ交換が多かった様に思えます

 

経験上、破損部分を見れば破損原因はおおよその見当は付きます


勿論、 お客様が実際に釣りをされていた所を見ていた訳ではないので、この折れ方なら........といった推測の域でしかありませんのでご理解ください

 

そこで今日は穂先部分の糸絡みについて

 

初心者の方が最も分かり難い穂先先端付近の糸絡み例です

     

 

PEラインの釣りが長い方は既に色々経験していると思いますが、 初めての釣りがイカメタルとかティップランとかいきなりPEラインを使用した釣りの場合、 コシの弱いPEラインなので何かとトラブルが多いと思います

 

上の写真の糸絡みですが、 キャストやチョイ投げの時、 リーダーとメインラインの結束部分がガイドに当たってライン放出のスピードが遅くなった時、後から出てくるPEラインに撓みができトップガイドを越え、写真の様な感じで穂先にラインが絡む時があります

 

このライン絡みの厄介なところはリールをユックリ巻く、ロッドをさびいてラインを出すといった事はできなくもないのです


ただし、フッキングをする、勢いをつけて誘うとか瞬間的に大きな負荷が掛かると必ず破損に繋がり得ると思います


誰にでも起こり得るライントラブルですが、 慣れているアングラーの方々は直ぐに何時もと違うという違和感を感じると思うのでこのまま使用を続ける事はないと思います

 

ただ、釣り自体に慣れておられない方はその違和感に気づかず使用を続けて破損に繋がるケースが多い様な気がします


このライン絡みが起こると使用頻度、使用回数に関係なく破損してしまいます


釣りをしていて何かいつもと違うと感じたらまずは穂先部分を確認してくださいね


穂先部分は繊細ですので1点に負荷が集中すると簡単に折れてしまいます