さて、2ndシステムに繋いで試聴です。


まず驚くのがその読み込みの速さで、最近のCDプレーヤーに慣れてると"瞬時に"と感じるほどです。この読み込み、シーキングの速さは流石スイングアーム式と思わせるもので、これよりも速いものとなるとSONYのES機などで採用されたリニアモーター式になります。


それはさておき、もともとデジタル時代前は低音高音の強調など音の味付けによってそれらしく聴かせていたのが、デジタルによってその味付けがらしく無くなり、如何に味付けするかに変化して来たのですが、本機ではその味付けがわざとらしくなくなり、ごく普通になってます。

それでもCD5005などに比べると音の躍動感などは遠くおよびません。


90年代、今もそうですが、ナマの音とは何ぞやと理解出来ない輩には味気ない音と聴こえるかも知れませんが、ナマの音が身近だった欧州人にはこれが在りきたりのナマの音だったのだと思います。