統計学は前々から名古屋大などで出題がありましたが、最近は福井大、滋賀医科大などで統計学の出題がありました。
これは今の高校生の数学に統計の一部が含まれていることも影響しているのだと思います。
実際、理系出身者でも統計をソフト頼りにして、自力で検定を行えない人もいるようです。私のように笑
統計学で必要なのは①どういう状況で②どういう方法で評価して③どういう結果の時に有意差ありと判定されるのかを理解することだと思います。
とは言っても、それほどマニアックな検定は問われないと思います。せいぜいt検定、順位和検定、χ二乗検定ぐらいじゃないでしょうか。
この辺りの検定が「何それ?」という方は、これだけ使いこなせるようになればある程度は統計の対策になります。
対策には「単位が取れる統計学」やマセマの統計の参考書が役立つと思います。私は前者で対策しました。自分の受けた大学では滋賀と長崎で統計の出題がありましたが、一次を通過できたので的外れな対策ではなかったのでしょう。
出題されない大学も多いですが、時間に対する成績の伸びは物理や数学よりも上だと思います。
実験考察問題と絡んだ出題もあり得るので、英語と生命科学のみで受験する人も多少手をつけておいてはいかがでしょうか。