フランスのバレンタインはさすが恋人たちの国といった感じでカップルにとっては大切なイベントごとの一つです。パリの街ではこの日女性達は皆花を手に持っています。かといって男性からの一方的な尽くす日なのかといえばそういったこともなく、カップルや家族で一緒にお祝いする日になっています。ただ、どちらかというと男性が頑張る日で、女性からはプレゼントがなくても良いですが、男性からはないとフランス人の女性は怒ってしまうでしょう。
男性は一輪の薔薇でも花束でも愛の象徴でもある薔薇を用意して、一緒にレストランで食事をするというのが、この日のフランスのカップルの定番です。花束やレストランは高価なものである必要はありませんが、一緒に過ごすということを大切にしています。この日ばかりはシングルの人にとって寂しく感じる日に違いありません。パリのメトロに乗っていても女性は皆花を手にしていますし、ラブラブなカップルで街中があふれています。
フランスは恋人たちの国というだけあって恋人の為にロマンチックなことをする人たちもとても多いのですが、もちろんロマンチックではないひとも沢山居ますしお金を掛けない人も沢山居ますので、それぞれのカップルによってお祝いのスタイルは違いますが、一緒に過ごすということは必須です。特にフランス人の彼氏が居る人は何かしてくれなかったら怒っても良いですし、フランス人の彼女が居る人は必ず薔薇の花一本でも買うようにして彼女の為に時間を作って一緒に過ごすようにしましょう。