イギリスのバレンタインは女性も男性もプレゼントを贈り合うような日になっています。どちらかというと男性が頑張るような傾向がありますが、基本的には家族や恋人たちが日頃の感謝の気持ちを込めて愛を確かめ合ったりする日という印象です。アメリカや日本のように一方的ではありませんし、どちらかというとアメリカや日本のように必ずお祝いしなくてはいけないということもありません。お祝いしないカップルも沢山居ます。ただ、お祝いする人たちももちろん沢山居ますので、ロマンティック思考の彼女は彼に事前に釘をさしておくべきではないでしょうか。
バレンタイン当日はやはり花束を持っている男性を多く見かけますので、花が贈り物の定番ではありますが、アメリカのように真っ赤な薔薇の花束というのが定番ということはなく、ピンクや黄色などラブリーなパステルカラーのさまざまな花もみかけます。また、チョコレートや下着などを贈る人もいて花が必ずしも必須ではありません。また、高価なプレゼントを贈り合うのではなく、気軽に贈れるようなプレゼントを贈るのが一般的です。もちろん個人差もありますが、贈りたいものを自由に贈るような感じでしょうか。
このように、イギリスのバレンタインはカップルによってさまざまです。イギリス人の彼が居る人はバレンタインに何もなかったとしても悲しむ必要はありませんが、イギリス人の彼女が居る人はちょっとしたことでも何かしてあげると喜んでくれるでしょう。