個別指導塾クレアアカデミー主宰 小出順一の数学ビル公式ブログ -10ページ目

見えないところを観る

みなさん、こんちには。小出順一です。

いよいよ春になりました。
受験生は入試がひと段落ですね。
そして新たな門出となります。

ところで今月は、ものの見方についてお話したいと思います。。

「わが子を算数・数学のできる子にする方法」の読者の方はお気づきの通り
普通の人は目先の成果を期待します。
つまり、目に見える成果
それは例えば、点数がアップする・志望校に合格するなどです。

そのため、つい「テストのために」がんばろうとします。

しかし、いいですか。

例えば、相撲の試合。
勝負は本当に、目に見える土俵で行なわれているのでしょうか?
それとも、土俵に上がる前に、その大部分は行なわれていたのでしょうか?

「土俵に上がる前に試合を決めている人」は
試合の当日は余裕を持っています。
手を抜いているようにさえ見えたりします。

一方、「土俵で試合を決めようとする人」は
これから試合だからと、土俵際で大慌てになります。

外からみていると、後者の方が強そうに見えるかもしれません。
腕を回したり、背中に汗が浮かんでいたり。

しかし、現実は前者が勝ちます。


試験があるからと言って、そればかり追いかけ続ける人は
もしかすると、見た目には「よく勉強をしている」ふうに見えるかもしれません。

しかし、原因であるばくだんを、見つけようともはずそうともしなければ
「強そうに見える相撲取り」になります。

普段から、ばくだんに気を使って部屋の内装がえをしている人は
誰も注目していないうちに、いつのまにか「本当に強い相撲取り」になっています。
ただ、そこまでになりつつあったことを、周りが気づかないのです。
試験会場で勉強せずに、家や塾で勉強しているため
会場では勉強しているように、見えないのです。
深呼吸をしたり、にこにこしたり。


勘違いをしないでほしいのは
テスト勉強が悪いといっているのではありません。
そこにばかり基準をおいていることに、問題があるのです。
目先の勉強だけしていることに、問題があるわけです。

数学ビルを見ながらこの原理が分かれば

あなたの普段は「内装がえ職人」であり
試験前だけ「救急車に乗った医者」になって
試験範囲の勉強に応急処置を加える学習スタイルになることでしょう。