こんにちは。コンセプト・コンサルタントの杉山です。
今回は「企業の理念」について考えてみたいと思います。
「理念」というと、何やら難しいことのように思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
ひとことで言うと、「お客様や世の中にとって」あなたの会社が存在する「理由」、
「メリット」のことです。
この「理由」や「メリット」をどのレベルまで掘り下がるかがポイントです。
例えば、あなたの会社は「美容院」だと仮定します。
「美容院」の本分といえば、お客様が求める髪型を上手く整えることです。
つまり、これができることがお客様にとっての「第一」のメリットになります。
そして、「短時間」や「低価格」という修飾語が付けばお客様のメリットは
より大きくなりますね。
しかし、お客様にとってのメリットとは、本当にこれだけですか?
そこで、お客様が美容院に行く=髪型を整える目的は何かを考えてみましょう。
・明日のデートで好きな人のハートを射止めること?
・明日のプレゼンで相手に好印象を与えること?
・過去の失敗を吹っ切るため?
・これまでの自分の印象を変えるため? などなど
人によって多少の違いはあるものの、その裏には必ず彼らが望ましい生活を
送る上での課題解決というテーマが存在するはずです。
まずは、そのテーマを探り、自分たちの会社がどのようなテーマをもっている人
たちのために存在するのかを明確に描いてみてください。
そして、次に、そのようなテーマをもつ人たちをどんな状態にしてあげたいのか
を明確に描いてみてください。
この2つを明確にすることがあなたの会社の理念をつくることになるのです。
そして、この理念を明確にすることで、それを実現するための手段となる、商品
やサービス、従業員や取引先、店舗や工場等のあり方が具体的にされるため、
自分たちのこれからのシナリオが描きやすくなるというメリットがあります。
たまには自分の会社の理念を見つめなおしてみてくださいね。