同時多発的にしゃべる人たち | 心事の棚卸

同時多発的にしゃべる人たち

昨夜、夕飯をたべているとき。


僕以外の女性4人が同時多発的にしゃべりかけてくるので、まあうるさい。


僕だけ帰宅がおそいから遅れてひとりでたべている。だから、みんなは口が自由なのだ。


妻は、不動産屋さんにたいする文句。


長女は、クラスにいる変わった子の報告。先生の注意にたいして、激しく言い返すらしい。


次女は、ダンス。


見てほしかったようで、しゃべりかけてきたが、パパは長女の話を聴いていたので、相づちが打てなかった。


パパ、きいてよ!と次女が声をあげ、パパきいてないね、ひどいねと妻が同調する。


三女は三女で、数メートル後方から、みてー!と声をあげ、何か体操をしている。


僕は首をうしろに回して、すごいすごいと反応する。


それぞれ、しゃべりたいことをしゃべる。


僕がいないで女性4人だけのときは、それはそれで成り立っているようだ。


妻は冗談まじりに自らを「聖徳太子」と称しているが、三姉妹のきいてきいて攻撃をうまくさばいている、ように見える。


僕は、正直なところ、仕事を終えて帰ってきたところなので、ぼーっとしていたいとは思う。


でも、いずれなくなる光景であることもわかっている。


だから、なるべく耳を傾ける。