20090108 日本経済新聞 朝刊
「二〇〇九年に買いたいモノ」のトップは薄型大画面テレビ――。日経産業地域研究所が十一月に首都圏の消費者に尋ねた結果だ。
調査では、二十八の商品から買いたいモノを挙げてもらった。薄型大画面テレビ(三十二型以上)は全体の二一%が挙げ、二番目のブルーレイ・ディスク(BD)レコーダーを八ポイント、三番目のノートパソコンを九ポイント上回った。
年代別に薄型大画面テレビを挙げた人の割合をみると、五十代が二七%、六十代も二四%で、中高年者に購入希望者が多い。ただ、他の年代も一八―二〇%が挙げ、人気が広がっている。
大画面テレビの種類では、買いたい人のうち六割強が液晶、二割強がプラズマを想定している(一割強は未定)。買いたいメーカー(二つまで回答)は、シャープが三八%で一位で、二、三位のパナソニック(二一%)とソニー(二〇%)は接戦。ただ、三五%は「まだ考えていない」としており、メーカー間の売り込み競争が激化しそうだ。
〇八年に薄型大画面テレビの店頭価格は大きく低下、人気が高まってきた46型でも三十万円を切る商品が出ている。調査で尋ねた購入予算も液晶は平均が十六万円、プラズマで平均が十九万円だった。
買うときの重視点を二つまで聞いた結果でも、値ごろ感を挙げる人が五九%で最も多く、これに画質(四七%)、画面の大きさ(二三%)が続いた。
景気後退に伴う収入の伸び悩みで、調査した一九%が「家計を一年前よりかなり引き締めている」と答えた。
しかし、意外にも、こう答えた層で〇九年に薄型大画面テレビを買いたい人は三三%と、それ以外の層での買いたい割合(一九%)を大きく上回った。
引き締め意識が強い人のほうが値ごろ感から購入を優先的に考えているようだ。
調査の方法 〇八年十一月に首都圏三十キロメートル圏の二十―六十九歳の男女六百人に郵送で実施。回収率は六八%。
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