20090105 日本経済新聞 朝刊

 投資家が企業に投資するかどうかを考える際、株価が割安か割高かや、経営の効率性、安全性を判断するために用いる指標。代表的な投資指標には、株価の割安・割高感についてはPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、配当利回りなどがある。経営の効率性・安全性については、自己資本利益率(ROE)や自己資本比率などがある。
 金融危機に伴う株式相場の低迷を背景に、株価の割安・割高感を示す投資指標は軒並み「売られすぎ」のシグナルを発している。PBRは企業を解散してすべての資産を一株ずつに分配した場合の価額が株価の何倍かを表し、一般に一倍を下回ると割安とされている。
 一方、投資家は一部企業の資金繰りに懸念を強めている。市場では、借入金依存度が高く自己資本比率が低い銘柄など、経営の安全性への懸念から売られる銘柄も増えている。


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