20081220 日本経済新聞 地方経済面
クリスマス、お正月など年末年始向け食品の商戦がピークを迎えている。消費者の財布のひもは固めで、マグロ、ブリ、カズノコ、和牛肉といった値の張る商品の販売は苦戦。一方で前年より割安なイチゴやリンゴなど果物類は底堅い動きになっている。秋以降の急速な景気の悪化が家庭の食卓にも影を落としてきた。
関西の台所、大阪市中央卸売市場本場(福島区)では、脂身ののった高級トロが取れる冷凍本マグロ、南マグロの卸値が安く、平均的な卸値は一キロ三千円台。歳末の需要期は年間で最も高値が付くが、今年は「荷動きが鈍く高値は例年に比べ一割程度安くなりそう」(大手卸)という。
一方、スーパーの店頭価格は高めで、売れ行きは鈍い。オークワでは冷凍本マグロの価格が一キロ七千円程度で前年より約一五%高く、売り上げは一割減。関西スーパーマーケットでも価格は一割ほど高めで、売り上げは半減している。
マグロは今夏に休漁の影響などで卸値が上昇、小売価格もつれ高となっていた。
最近になって急速に販売が鈍って卸値は先行して下がっているが、小売価格は依然として高値が続いている。
出世魚という縁起の良さもあり、年末年始の食卓に欠かせないブリ。供給過剰気味だった昨年末の反動で養殖物の卸値は二割近く高い。小売価格も平和堂で一キロ八百五十円、オークワで千四百五十円とそれぞれ一五%、五%ほど高い。カズノコも関西で人気が高いカナダ産の入荷が減っており、店頭価格は一割ほど高め。どちらも売れ行きは前年を下回っている店舗が多い。
牛肉の売れ行きもいまひとつだ。特に年末は最高級の和牛肉に需要が集まるが、大手スーパーでは「今年の販売量は前年を下回りそう」と口をそろえる。スーパーに食肉を納入する流通業者によると「不景気で高級な和牛が敬遠されている」。
果物ではイチゴの売れ行きがいい。卸売市場への入荷量が多く、卸値は二割弱、店頭価格も一―二割それぞれ安い。オークワでの売り上げは二割増という。リンゴも卸値、店頭価格ともに安い。一方、ミカンは入荷量が約一割少なく、卸値は三割弱高め。関西スーパーでは価格は三割高く、売り上げは二割減だという。
家電量販店ではホットプレートやグリル鍋などの調理器具が好調だ。ビックカメラなんば店(大阪市)では鍋付きで一万円前後のホットプレートが人気。家計のやり繰りに厳しさが増すなかで「外食を減らし、手軽に家族で楽しめるところが受けている」(同店)ようだ。
-----------------------------------------------
・短期海外旅行保険の比較、長期海外旅行保険の比較相談
・留学生・ワーキングホリデーの保険比較
・企業包括契約、外国人受入など
・女性向け保険サイト-乳がん、子宮筋腫等の情報も満載-
・妊婦でも加入できる医療保険。妊娠中の帝王切開にも対応!
・オリックス生命 CURE Lady(キュア・レディ)
・保険総合サイト