20081211 日本経済新聞 朝刊

 参院予算委員会は十日、麻生太郎首相も出席し経済・社会保障に関する集中審議を開いた。首相は企業による新卒者の採用内定取り消しの増加について「これからスタートする人がかなり大きな失望を味わう。あってはならないことであり甚だ問題だ」と批判した。
 年内の衆院解散・総選挙の可能性に関しては「政局より政策と言っている」と否定。今年度第二次補正予算案の提出先送りは「二次補正、本予算、税制といったものを十二月末にパッケージで出す方がより適切だ」と説明した。
 医療スタッフが乗る救急専用の「ドクターヘリ」の導入を促進する意向も表明。社会保障費の年二千二百億円の抑制方針の見直しに関しては「最終的に財源を勘案したうえで、予算編成過程で検討する」と述べるにとどめた。



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