20081203 日経産業新聞

 住宅ローン関連の助言業務を手掛けるホームローンドクター(HLD、東京・中央、淡河範明社長)は、工務店などが住宅ローンの推奨に使う業務ソフトを開発した。全国約三百の金融機関の住宅ローン情報を集約。購入する物件の所在地や支払い年数、金額といった条件を入力すると利用可能なローンの一覧を表示し、返済総額や手数料を手軽に比較できる。
 ソフトは「ベスト・ローン・チョイス」。金融機関が公開する住宅ローンの仕様などをもとに作成した。画面ではグラフをふんだんに使い、データの説得力を高めた。例えば変動利率と固定利率を組み合わせたローンの場合、固定期間や将来の利率の変動による支払額の変化などをグラフで確かめられる。
 都市銀行のほか、地方銀行や信用組合といった地域の金融機関、インターネット銀なども対象にし、利用者がなるべく有利なローンを見つけやすくする。ローンの適切な選択には利用者の収入や資産の分析も必要になるため、フィナンシャルプランナー(FP)の派遣も請け負う。
 ソフトの価格は九万円前後の予定で、近く販売を始める。月に一度実施するデータ更新費用が別に千円かかる。FPの派遣料は成功報酬とし、成約一件につき十万円。
 購入資金の調達を支援することで住宅販売に結びつける効果を訴え、主に地方の工務店に採用を働きかける。二〇〇九年末までに三千本の販売を目指す。


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