20081118 日本経済新聞 地方経済面

 千葉銀行系の千葉経済センターがまとめた二〇〇八年冬のボーナス調査によると、同行支店に口座を持つ顧客の平均予想額は五十九万七千円と昨冬の受取額に比べ二万千円(三・四%)減った。〇六年夏から三期連続で前年実績を上回り、〇七年冬と〇八年夏はほぼ横ばいだったが、今回は景気後退が色濃く出た。
 昨冬に比べてボーナスが「増えそう」と答えた人は前年より四・七ポイント減り八・五%だった。「減りそう」は九・七ポイント増加の二六・〇%で、「減りそう」へのシフトが鮮明だ。予想平均額の減少は金融不安が実体経済にも及んでいる状況を反映した。年齢別では唯一、三十歳未満が前年実績を三・二ポイント上回ったが、ほかの世代は下回った。
 ボーナスの使い道としては「貯蓄」が三九・四%で最も多く、「ローン等の返済」(一三・三%)、「生活費の補てん」(一〇・九%)が続いた。同センターは「家計におけるボーナスの位置づけも、生活費の不足分にあてる色合いが濃くなっている」とみている。
 直近半年間の暮らし向きについては「良くなった」が減少し、半面「悪くなった」が増加。先行きについても「悪くなりそう」が四二・四%と「良くなりそう」の五・八%を大きく上回り、悲観的な回答が大勢を占めた。
 十月十五日から十七日まで千葉県内にある千葉銀各支店に来た千人にアンケートを実施、七百二十人から回答を得た。



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