20081111 日本経済新聞 夕刊

 麻生太郎首相は十一日昼、消費税率引き上げについて「経済情勢次第だが二年でうまくいったらその時は出す」と述べ、早ければ二年後に関連法案を国会に提出する意向を表明した。同時に「三年たってもうまくいってなければその段階で考える」とも語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は「きちんとした行政改革や無駄の排除をやり、景気対策を打って経済状況が良くなり、経済のパイが大きくならない限りできない」との認識を重ねて強調した。
 首相は景気回復を条件に、早ければ三年後の消費税増税を主張している。次期衆院選や二〇一〇年夏の参院選を経て、国会の「ねじれ」が解消されていることが前提とみられる。


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