20081024 日本経済新聞 朝刊

 プルデンシャル生命保険は中央三井信託銀行と提携する。十一月から遺言信託や遺産整理のサービスを希望する契約者を中央三井に取り次ぐ。保険会社で信託商品を媒介するのは初めて。プルデンシャルは富裕層向けに主に死亡保険を販売しており、相続関連サービスへの顧客の需要が高いことに対応する。
 保険会社は今年三月末、付随業務として信託商品の取り次ぎが認められた。プルデンシャルは六日付で金融庁から認可を取得した。
 仲介する信託商品は遺言書の作成補助、保管、執行をする「遺言信託」と財産目録の作成、遺産分割手続き、相続税の納付代行などをする「遺産整理業務」。成約すれば中央三井がプルデンシャルに、信託報酬の一部を仲介手数料として支払う。
 プルデンシャルは死亡保障商品に力を入れており、年三千件の死亡保険金を支払う。信託商品を紹介することで、保険金支払い後のサービスを拡充できる。将来は契約者が自らの保険金の支払い方法を、あらかじめ信託銀行に指示する「保険金信託」も検討する。



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