20080927 日本経済新聞 地方経済面

 静岡県は県内金融機関と組み二〇〇六年四月から実施している「しずおか住宅ローン優遇制度」を拡充する。高齢者などへの配慮や防犯、火災時の安全性能などの等級評価などを取得した住宅の建設や購入について、十月一日から金利や融資手数料などを優遇する。耐震化建て替えや県産材利用と合わせて、優遇対象は三種類となる。
 静岡県によると〇五年度の県内の住宅性能表示の実施率(新築)は九%にとどまっており、全国平均の一六%を大きく下回っている。「建築物の性能を購入者が把握すれば、安心できる住宅の購入や建築につながる」ため、県は一五年度をメドに実施率を五〇%まで引き上げる方針だ。優遇制度に盛り込むことで「住宅性能表示」を促す。
 またローン取扱金融機関として三信金を加え計三十四機関となった。対象や優遇内容は各金融機関で異なり、住宅性能表示型については三十金融機関が取り扱う。

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