20081001 日本経済新聞 朝刊
世界的な金融不安を背景に、金価格に連動する上場投資信託(ETF)が人気を集めている。米大手証券リーマン・ブラザーズの経営破綻が明らかになった九月半ば以降、金価格に連動するETFの売買代金が急増。日経平均株価が三年四カ月ぶりの安値を付けるなど株式相場が低迷するなかで、安定志向を強めた個人マネーが投資先として金を選んでいる。
大阪証券取引所に上場する「金価格連動型上場投資信託」の三十日の売買代金は十六億円を超え今年最高に並ぶ水準となった。九月後半の一日平均の売買代金は九月前半の二倍弱に増加。インターネット証券の楽天証券でも、米市場に上場する「SPDR(スパイダー)ゴールド・シェア」の売買高が九月半ば以降は二倍超に増えているという。
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