20081003 日本経済新聞 朝刊
【歴史認識】
志位和夫共産党委員長 首相は所信表明演説で自らの就任を「統治の伝統の連綿たる集積の末端に連なる」と位置付けた。日本の統治原理が戦前の天皇主権から戦後の国民主権へ転換したとの認識はないのか。
首相 十分認識している。憲政に基づく首相の任命が一世紀を越えて続いている伝統と重み、その末端に連なる責任の重さを述べただけだ。
【派遣労働】
志位氏 規制緩和で派遣労働者は非人間的な不安定雇用を強いられている。労働者派遣法を抜本改正すべきだ。
首相 日雇い派遣を原則禁止し、違法派遣を受け入れた派遣先に雇用を促す制度の創設などの法改正を行う。
【社会保障】
志位氏 後期高齢者医療制度を廃止すべきだ。
首相 制度の説明不足に加え、年金からの保険料の「天引き」など高齢者の心情にそぐわない点があった。しかし制度をなくせば問題が解決するわけではない。高齢者に納得してもらえるよう一年をメドに幅広い検討を進める。
志位氏 社会保障を支える税収は消費税増税以外にないとの認識か。
首相 消費税は重要な役割を果たす。社会保障の財源をどう安定させるか、年末に向けて政府・与党で検討する。
【歳出削減】
志位氏 米軍への「思いやり予算」や政党交付金などは無駄遣いでは。
首相 在日米軍駐留費を含む防衛関係費は、日本の安全保障のために不可欠。政党助成金も政治活動の健全な発達のために不可欠な経費だ。
【原子力空母】
志位氏 九月に米原子力空母が横須賀港に配備された。安全性の根拠はあるか。
首相 米原子力艦は一九六四年以来、千三百回以上帰港しているが、人体や環境に影響を及ぼす放射能の放出は一件もない。
【図・写真】志位和夫氏(共産)
【歴史認識】
志位和夫共産党委員長 首相は所信表明演説で自らの就任を「統治の伝統の連綿たる集積の末端に連なる」と位置付けた。日本の統治原理が戦前の天皇主権から戦後の国民主権へ転換したとの認識はないのか。
首相 十分認識している。憲政に基づく首相の任命が一世紀を越えて続いている伝統と重み、その末端に連なる責任の重さを述べただけだ。
【派遣労働】
志位氏 規制緩和で派遣労働者は非人間的な不安定雇用を強いられている。労働者派遣法を抜本改正すべきだ。
首相 日雇い派遣を原則禁止し、違法派遣を受け入れた派遣先に雇用を促す制度の創設などの法改正を行う。
【社会保障】
志位氏 後期高齢者医療制度を廃止すべきだ。
首相 制度の説明不足に加え、年金からの保険料の「天引き」など高齢者の心情にそぐわない点があった。しかし制度をなくせば問題が解決するわけではない。高齢者に納得してもらえるよう一年をメドに幅広い検討を進める。
志位氏 社会保障を支える税収は消費税増税以外にないとの認識か。
首相 消費税は重要な役割を果たす。社会保障の財源をどう安定させるか、年末に向けて政府・与党で検討する。
【歳出削減】
志位氏 米軍への「思いやり予算」や政党交付金などは無駄遣いでは。
首相 在日米軍駐留費を含む防衛関係費は、日本の安全保障のために不可欠。政党助成金も政治活動の健全な発達のために不可欠な経費だ。
【原子力空母】
志位氏 九月に米原子力空母が横須賀港に配備された。安全性の根拠はあるか。
首相 米原子力艦は一九六四年以来、千三百回以上帰港しているが、人体や環境に影響を及ぼす放射能の放出は一件もない。
【図・写真】志位和夫氏(共産)
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