20080831 日本経済新聞 朝刊

 医療保険やがん保険の保険料引き下げが相次いでいる。アリコジャパンが八月にがん保険で最大二五%下げ、損保ジャパンひまわり生命保険や太陽生命保険も医療保険で最大二―三割の引き下げを実施。安い保険料を掲げるネット生保の登場も受け、生保商品の価格競争が始まっている。
 アリコのがん保険は男女別の保険料を設け、がん発生率が低めの女性は保障内容が同じ従来商品に比べ一二―二五%安くした。逆に三十歳以上の男性は二―六一%高くなるなど一部は上げた。
 損保ジャパンひまわり生命は八月から医療保険の保険料を最大二二%下げた。「病気の時の入院日数が短くなったのを反映した」という。太陽生命も十月投入の新商品で中高年女性を中心に医療保険の保険料を最大三割程度下げる。基本的な保障内容は変えない。
 二〇〇七年度の医療・がん合算の新規契約件数は三百六十四万件と前年度比で二%減ったが、新規参入は活発だ。今年もSBIアクサ生命保険やライフネット生命保険がインターネットで低価格の保険を販売。死亡保険でも価格競争が激しくなっている。大手も住友生命保険が昨年に若年層の保険料を下げ、医療保険の加入件数が〇七年度に前年度比一割増えた。



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