20080815 日本経済新聞 地方経済面

 沼津信用金庫(静岡県沼津市、諏訪部恭一理事長)は十月にも、がん保険の販売を始める。団塊の世代の大量退職を背景に保険の需要が高まるなか、新分野の商品の取り扱いを拡充、顧客開拓をめざす。今後もさらに商品群を増やす方針で、窓口での相談機能を高める。
 がん保険の取り扱いは、昨年十二月の保険の窓口販売の全面解禁を受けた措置。退職をきっかけに保険の加入内容を見直す人が増えているため。今後はがん保険以外の保険商品も扱うよう検討する。窓口での主力商品だった預金や投資信託に加え、保険需要を開拓する狙いだ。
 保険の販売により一定の手数領収入を確保し、収益の多様化につなげる。景気減速を受けて取引先の資金需要が伸び悩むなか、融資に依存しない新たな収益基盤を固める方針だ。




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