20080721 日本経済新聞 朝刊
生命保険の契約は、主契約とそれに上乗せした特約を組み合わせることが多い。終身保険を主契約として、医療保険を付ける例などがある。国内の大手生命保険会社は主契約に数本の特約をつけた「おすすめ商品」を積極的に営業している。
生保による保険金の不払い問題が二〇〇五年に表面化してから、複雑な特約が不払いの温床となったとの批判が多く出た。金融庁の命令を受けた生保各社の調査結果では、がん、急性心筋梗塞(こうそく)、脳卒中の「三大疾病特約」などで保険金の支払い漏れ金額が大きかった。契約者が特約の存在を忘れ、保険会社も契約者に保険金の請求案内をしなかった例が相次いだ。
生保各社は不払い問題を受け、一部の複雑な特約の販売をやめた。ただ「保険料の収入源である特約を、生保各社がどこまで整理するのか」(業界関係者)といった疑問も残っている。
生命保険の契約は、主契約とそれに上乗せした特約を組み合わせることが多い。終身保険を主契約として、医療保険を付ける例などがある。国内の大手生命保険会社は主契約に数本の特約をつけた「おすすめ商品」を積極的に営業している。
生保による保険金の不払い問題が二〇〇五年に表面化してから、複雑な特約が不払いの温床となったとの批判が多く出た。金融庁の命令を受けた生保各社の調査結果では、がん、急性心筋梗塞(こうそく)、脳卒中の「三大疾病特約」などで保険金の支払い漏れ金額が大きかった。契約者が特約の存在を忘れ、保険会社も契約者に保険金の請求案内をしなかった例が相次いだ。
生保各社は不払い問題を受け、一部の複雑な特約の販売をやめた。ただ「保険料の収入源である特約を、生保各社がどこまで整理するのか」(業界関係者)といった疑問も残っている。