20080716 日本経済新聞 朝刊

 第一生命保険はタイの生保会社、オーシャンライフ(本社バンコク)に出資する方針を固めた。外資の上限である二五%まで出資、投資額は百億円規模とみられる。少子高齢化などを背景に、国内生保市場は縮小傾向が続いていることから、成長市場のアジアへの進出を加速する。
 オーシャンライフはタイ七位の生保会社で、二〇〇七年の保険料収入は三百三十三億円。第一は〇六年にオーシャンライフと業務提携し、タイに進出している日系企業向けの団体保険販売で協力してきた。提携が軌道に乗ってきたことから、関係強化に踏み切る。
 今回の出資を機に、成長余地の大きい現地の個人保険事業への参入を目指す。また資産運用などでも、第一がノウハウを提供するとみられる。
 タイの生保市場は収入保険料ベースで五千億円規模。日本の二%程度にすぎないが、この五年間で一・五倍に拡大した。

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