20080711 日本経済新聞 朝刊

▽…現在、基礎年金の財源は3分の1強を国からの税金、残りを保険料で賄う。2004年の年金制度改革で国庫負担割合を段階的に引き上げて09年度までに2分の1にすることを決めた。国民年金の未納率が高まる中、公費を投入することで年金制度への信頼性を高める狙いだ。だが現在の比率は約36.5%。今年の通常国会で約37.3%にする国民年金法改正案を提出したものの野党の反対で衆院の採決が見送られ継続審議となっている。
▽…国庫負担の2分の1への引き上げはもともと、04年までに実施する方針だった。しかし、04年に当時の小泉純一郎首相が「在任中は消費税率を上げない」と明言したこともあって、財源が確保できずに09年度まで先送りされた経緯がある。

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